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【北関東初のイケア】人数限定「IKEA前橋」のプレオープンに行った結果 → 信じられない光景の連続 / オープン当日も要注意

2024年1月15日

2024年1月18日、群馬県前橋市に「IKEA前橋」がオープンする。北関東初となるイケアストアらしく注目度は高い。北関東自動車道「前橋南IC」から車で約5分という立地の良さなので、群馬はもちろん長野や新潟など周辺地域からの集客も見込んでいるという。

そんなIKEA前橋のプレオープンが1月14・15日に行われた。事前に会員登録・予約をした人だけが入店できる仕組み。各日1500組の招待で、入店時間帯は「10時〜12時」「13時〜15時」「16時〜18時」の3つ。一足先に新店舗でのんびり買い物ができるのかもと思い……

1月14日10時〜12時」に申し込んで実際に行ってきたのだが……マジでヤバかった。想像と全然違ったのだ。

・IKEA前橋プレオープン

前橋のイケアについて地元民に話を聞いたところ、もともとは2015年春頃のオープンを計画していたものの着工しないまま数年が経ち、地元では撤退の噂も流れていたという。それが約10年越しの出店ってことで「本当に待ちに待った感じです!」とのことだった。

そんなこととはツユ知らず、オープン前のイケアストアで一足先に買い物をしたいという思いでプレオープンに参加。先述したように、プレオープンに参加できるのは各日1500組。混雑緩和のため午前・昼・夕方に3分割されるなら、まあ空いているだろう……

と思ったのが、間違いだった。なんせ相手は地元民大注目のIKEA前橋。「10時〜12時」の回を予約した私は、10時過ぎに現場に到着したのだが……

信じられないほどの大行列ができていた。



怖い……あまりの人の多さに衝撃を受けた。入口と反対方向に向かって長い長い行列ができている。つまり建物を囲うように行列が出来ているのだ。ほぼほぼディズニーランド。私の後ろについた男性は「帰ろうかな」と呟いていた。その気持ち分かります。

軽く5000人くらいいそうな雰囲気。翌日の新聞によると「開店前から2500人が順番待ちの列を作った」らしい。いや、絶対にもっといたと思う。調べたところ「好評のため追加募集した」そうだ。って、勘弁してくれ。


45分並んでやっと入店すると……




・いよいよ店内へ

もちろん店内も鬼の行列……まるで工場見学のような流れ。あまりの人混みで酔いそうである。とにかく「10時〜12時」という時間制限の中で買い物をしなければならない。

マジでナメていた。事前予約制のプレオープンということは、アルバイトスタッフの皆さんが「本番前のリハーサル」の気持ちで働いているのだろうと勝手に想像していたのだ。現実は本番前のリハーサルどころか戦場である。マジかよ。

逆に予想外だったのは、スタッフの方が対応に慣れていたこと。各店舗で経験を積んだエキスパートがヘルプに来ていたのか、それともアルバイトスタッフも戦場の即戦力となるレベルまで研修によって鍛えられたのか。もしかしたら今日急成長したのかもしれない。

そんなこんなで、あっという間に1時間が経過。11時45分に『蛍の光』が流れてさすがに笑った。そしてこの後、さらなる衝撃が待っていたのである。その名も……


レジ待ち地獄。


セルフサービスエリア(倉庫のようなフロア)を全部使うほどの行列ができていた。運動会のクライマックスのような雰囲気。このまま並べるのか……根性が試される瞬間だった。アルバイトと思われる男性が「終わった」という表情で最後尾の看板を持っていた。ご苦労様です。



結局、50分ほど並んで会計を終え、12時50分頃に店を出た。店の外では「13時〜15時」の申込者が列を作っていた。

・並んだ記憶しかない

さて、IKEA前橋は「日本国内で最も環境負荷の低い店舗運営」を目指しているらしい。ソーラーパネルや節水型トイレ等を導入しているようだ。また、日本のイケアで初めてフード商品を外で買える「ビストロ ウィンドウ」もオープンしたという。

今回のプレオープンではそれどころではなかったのでどれも確認できず。少し時間が経ってからゆっくり見に行きたい。オープン日(1月18日)を狙っている方も混雑を覚悟したほうがいいだろう。以上、現場からのレポートでした!


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称IKEA前橋
住所:群馬県前橋市亀里町2008番
時間:10:00〜20:00

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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