岩手が日本に誇る、オリジナル熟成肉ブランド「格之進」。東京に6店舗、岩手に2店舗展開していて、セブンイレブンやサブウェイなど、他店とのコラボ商品も多数手掛けている。
私（耕平）も六本木にある店舗に一度お邪魔したことがあるが、そこで食べたハンバーグの美味さは過去一レベルに衝撃的だった。その「格之進」が福袋を販売するということで、速攻で購入。
あのレベルの味が自宅で味わえるのか？ 実際に食べてみたところ美味すぎて、危うく肉汁に溺れそうになったぞ！果たして、どんな内容なのか……さっそくご覧いただこう！
・福袋は3種類
2024年、「格之進」が提供する福袋は全部で3種類。「松竹梅」のランクに分かれていて、1番上が30000円相当の熟成肉とハンバーグが入った『プレミアム熟成肉福袋－松』（税込20000円）。25000円相当の国産牛などが入った『グルメセレクト福袋－竹』（税込15000円）。
そして今回、購入したのは『ハンバーグ満喫福袋－梅』（税込10000円）だ。
品のある黒をベースに、金の箔押しをされた箱のデザイン。そして「格之進」からのメッセージも刻まれている。
もうこの時点で期待が持てる。さっそく箱を開封すると……
「薫格（くんかく）」という、「格之進」独自の低温で燻製をかけた牛肉を意味するハンバーグというメッセージが目に飛び込んできた。その奥から……
熟成肉を使用した、大量のハンバーグが姿を現した。これだけでも生唾（なまつば）が止まらない……。
・『ハンバーグ満喫福袋－梅』の中身
こんなにハンバーグに全振りした福袋を買うのは初めてだ。そして気になる中身はというと……
「金格ハンバーグ」×3枚
「黒格ハンバーグ」×3枚
「白格ハンバーグ」×3枚
「牛醤（ぎゅうしょう）ハンバーグ」×3枚
「薫格ハンバーグ」×3枚
「金格ヤケテルハンバーグ」×3枚
6種類で計18枚。これが総額15000円相当の「格之進」が提供する『ハンバーグ満喫福袋－梅』のラインナップだ！
・簡単調理で本格的な味わい
それでは、全種類1枚ずつ堪能すべく、調理を開始してみようと思う。
基本的にはフライパンで調理する。が、「金格ヤケテルハンバーグ」のみ、湯煎（ゆせん）での調理だ。
さっそく、フライパンで……
そして「金格ヤケテルハンバーグ」は湯煎して……
調理完了！
・いざ実食！
それでは家庭で味わえる、岩手初の最強ハンバーグの実力を堪能するとしよう。今回は、肉の質をガッチリ感じたいので、ソースは一切かけずに食べ比べすることにした。
ちなみにフライパンで調理する「金格ヤケテルハンバーグ」以外の5種類のハンバーグは、“「格之進」が誇る五大ハンバーグ” と位置付けられていて、『生ハンバーグ』と言われている。
それでは、まず「白格ハンバーグ」から食してみる。
口に運んでみると……
生ハンバーグ、ハンパねぇ!!!
比べる対象が微妙かもしれないが、その辺のコンビニの高価格帯で売られているオリジナルブランドのレトルトハンバーグと比べても、口に入れた瞬間に明らかに違うとわかるくらいのレベル。とにかく肉汁の量が、冷凍食品とは思えないほどすごい。
「牛醤ハンバーグ」は “しっかり牛” っていう感じのパンチが効いている。
「金格ハンバーグ」は、もっと肉汁がすごくて口の中で思いっきり肉汁が弾ける感じだ。
そして「薫格ハンバーグ」は、後に引く牛の風味がしっかり入ってくる。
「黒格ハンバーグ」の肉汁は、他のハンバーグに比べて1番濃い気がした。
最後に「金格ヤケテルハンバーグ」は、サイズが1番大きいものの湯煎で作られているせいか、他のハンバーグに比べて肉汁の量が微妙な感じはした。
ただし市販されているレトルトのハンバーグだけで比べると、圧倒的に美味かったのは確かだ。
──というわけで、「格之進」の『ハンバーグ満喫福袋－梅』は、ソースがいらないくらいの肉汁の量がすごかった。そして、商品ごとに肉汁の味も違うのも、今まで味わったことがない特徴だ。
とにかく今まで家庭で食べたハンバーグの中では、個人的にNO.1と言って差し支えないと思える美味さだった。来年も販売されるようなら、ハンバーグ以外の熟成肉も堪能してみたいと思う。
ちなみに、「格之進」の福袋は3種とも2024年1月31日までの販売で、なくなり次第終了。1月2日10時時点では、どれもオンラインストアで購入可能なようだ。急げ！
参考リンク：格之進オンラインストア
執筆：耕平
Photo：RocketNews24.