愉快な新商品を次々と世に送り出し、我々をちょっぴり笑顔にさせてくれる日清食品。いつかポケモン社のエラい人が「面白いことをやっていたら結果的に数字がついてきた」と言っていたが、きっと日清もそういうことなんだろうなぁ。
2023年10月30日、その日清食品が『カップヌードル 謎肉まみれ』と『シーフードヌードル イカまみれ』を発売する。もうこれは完全に笑わせに来ているヤツ……! よし、とりあえずは食べてみようではないか。
・具材特化型カップヌードル
商品名からお察しの通り『カップヌードル 謎肉まみれ』と『シーフードヌードル イカまみれ』は、それぞれ謎肉とイカだらけの新商品である。
それはさておき『カップヌードル 謎肉まみれ』には通常の約4倍の謎肉が、『シーフードヌードル イカまみれ』には約3倍のイカが入っているとのこと。要するに “具材特化型カップヌードル” で、メーカー希望小売価格はどちらも税別236円だ。
・エビすら抜き
さらに謎肉とイカを際立たせるため「エビ」と「カニカマ」すら排除している点は「振り切っている」と評価していいだろう。主役は謎肉……エビすらいらぬ! 果たして日清の決断は吉と出るのか、凶と出るのだろうか?
で、今回もなぜか日清から送られてきた両商品を食べてみることに(ホント、別に1回もお願いしたことないんだよ!)。作り方はいつも通りのカップヌードルで、熱湯を注ごうと開封したところ……
もう笑った。
わかっちゃいたが4倍ってすごいな! 謎肉で地表が埋め尽くされてるやん!! シーフードヌードルもシーフードヌードルで、イカしか見えねえ! どっちも出落ちすぎるだろ!!
・終わらない謎肉
で、気になる味はというと、予想通り謎肉が終わらない。いつもの「スープの中に謎肉が隠れてた」なんてレベルではなく、麺を食べ終えそうな終盤でもゴロゴロと謎肉が沈殿していた。まさに “謎肉まみれ” である。
当然、シーフードヌードルもイカだらけで、どこを食べてもイカが付いてきた。そして通常のシーフードヌードルよりも紅ショウガがすっきりとしていて、いいアクセントになっているような気がした。
またどちらにも言えることは「エビ抜き」と「カニカマ抜き」を全く感じさせないということ。ある意味でこれは謎肉とイカによる暴力──。謎肉及びイカに目が無い具材大好きっ子たちにはたまらない新商品と言えるだろう。
個人的には「なにもそんなに入ってなくても」と思ったことは秘密だが、確かに『カップヌードル 謎肉まみれ』と『シーフードヌードル イカまみれ』は具材まみれのカップヌードルであった。ちょっぴり笑顔になりたい人はぜひ。
参考リンク:日清カップヌードル
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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