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しらすの缶詰を食べてみたら、しらすの真のおいしさを知ってしまった… / 静岡のお土産「静岡釜揚しらす缶詰」

2023年10月22日

先日、静岡に住んでいる友人からあるお土産をいただいた。桝をイメージしたオシャレなパッケージに書かれていたのは……「釜揚しらす」?

なんとこちらの商品、しらすの缶詰なのだという。サバとかイワシの缶詰は聞いたことあるけど、しらすの缶詰なんてあるの!? さっそく食べてみたら……普段食べてるしらすとあまりにも違いすぎてびっくりした。


・あまりにもしらす

パッケージの説明によると、この商品は静岡県産のしらすの釜揚げをそのまま缶詰にしたものらしい。そういえば、静岡のしらすは有名だって聞いたことがあるな。本場から来たものなんて絶対間違いないやつですやん……! 


原材料はしらすと食塩だけという非常にシンプルな構成だけど、きっとそれくらいおいしさに自信があるってことなんだろう。いやが上にも期待が高まる。


箱を開封すると、さっそく缶詰本体が登場。


消費期限の下に小さく「シラス」と書かれているのがじわじわ来る。確かに外箱がなかったら、この中にしらすが詰まってるなんて思いもしないもんな。



さらに、しらすを使ったレシピや缶詰のこだわりが書かれたパンフレットもついていた。しらすってこんなにいろんな料理と合わせられるんだなぁ。内容物を確認したところで、缶の蓋を開けてみると……


しらすだ~~~!!!!!


まるでさっき港からやってきたばかりのようなぷりぷりのしらすが、缶いっぱいに詰め込まれている。缶詰だとこんなに新鮮さがキープできるものなんだ。

鮮度が失われないうちに、さっそく口に入れてみると……


…………!?


激震が走った。なんだこれ、私が今まで食べてたしらすじゃねぇ……!!


しらすというと干したものやちりめんじゃこしか食べたことがなかったのだが、それらとは食感が全く違って下手したら飲めるくらいに柔らかくふわふわで驚いた。

生臭さなども一切なく、ただひたすらにおいしくしらすそのものを味わうことができる。しらすって単体でこんなにパクパク食べられるものなんだ……本場の力ってすごい……!!



・卵焼きにしてみた

せっかくなので、パンフレットに掲載されていたレシピを参考にしらす入りの卵焼きを作ってみた。


一口サイズに切った断面を確認すると……いる! しらすいる!! 真っ白な体が卵の黄色の中で存在感を放っている。

しらすはいろんな食材にトッピングされることが多いけれど、果たして卵焼きとの相性はどうなんだろうか。ドキドキしながらかじってみると……


合うな……加熱することでしらすの食感が少し変わっちゃったりするかな? と思っていたのだが、ふわふわのしらすは卵の食感を一切邪魔することがなかった。出汁巻き卵っぽくて何個でも食べたくなる味。

じっくり探してみるとかすかにしらすの風味がするものの、それが逆に卵の甘さを引き立てていて全く違和感なく完食できた。



・現地でも味わってみたい

静岡に行かずともこんなにおいしいしらすを味わえるとは……友人と製造者の山梨罐詰株式会社さんに感謝である。

調べてみたところ、この缶詰は山梨罐詰株式会社さんのオンラインショップでも販売されているようだ。価格は6缶で2592円。食事やおつまみとしてはもちろん、非常食として購入するのもいいだろう。

本場の味を堪能できるしらすの缶詰、是非皆さんも手に取ってみてはいかがだろうか。

それにしても静岡のしらす、マジでおいしかったな……今度は現地でも食べてみたいな~!!

参考リンク:静岡釜揚しらす缶詰
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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