「から揚げ×ハイボール」……この組み合わせこそ、王道かつ最強レベルの “呑んべえセット” だと私(耕平)は思っている。
考えてみてほしい、あなたが居酒屋に入ってハイボールが好きであれば、この組み合わせを頼んだことがない人の方が圧倒的に少ないのではないだろうか?
その王道路線で最強レベルの「せんべろ」を発見してしまった! テリー伊藤さんがプロデュースする「から揚げの天才」が提供している『せんべろセット』だ。しかも税抜きではなく、なんと税込で1000円!
お店自体初めて訪問した私だったが、このセットのコスパとクオリティがヤバすぎてハマる人が続出しそうなので情報共有しておきたいと思う。
・から揚げ好き専門の「せんべろ」
私が訪問したのは、地元の千葉県にある「から揚げの天才 原木中山店」だ。
お店は東京メトロ東西線の原木中山駅の改札を出た「メトロセンター原木中山」内にあり、そこには地元民には爆盛りで有名な「福徳食堂」も入っている。そのすぐ近くにも2、3店舗の立ち飲み屋が軒を連ねているような場所だ。
私自身、別の用事で原木中山駅を降りたのだが、以前から気になっていた「から揚げの天才」を目の前にして、何となくフラッと入店してしまった。
ここでお酒を飲むつもりが全くなかったのだが、メニューに目を通してみると……
右下に何やら魅力的な、「せんべろ」という単語が目にとまってしまう。
セットの中身は「ハイボールorレモンサワー」が3杯、選べる「デカから揚げ」を2種、「玉子焼き」が1個。そして選べる「デカから揚げ」は、全部で9種類。
これだけでも、世に数多ある「せんべろ」メニューとの差別化が確立されているんじゃないか? 少なくとも私個人としては、「から揚げ×ハイボール」に特化した「せんべろ」で、こんなにクオリティが高そうな選択肢がある体験は初めてだ。
ただ2種類しか選べないので吟味を重ねた結果、注文したのは「白(白麹の極出汁)」と「ガーリックトマト」をチョイスした。アルコールは当然ながら、ハイボールだ。
まずは「白(白麹の極出汁)」をガブリ!
それを味わいつつ、ハイボールで流し込む。
天国だ。
ひと昔前に「ウイスキーがお好きでしょ♪」という、ハイボール&から揚げを前面に出したCMがあったが、今なら自信を持って言える……ハイ! 大好きです!!
そして、「ガーリックトマト」も……
幸せしかない。
「から揚げ×ハイボール」の組み合わせは、こんなにも人を狂わせるのか? そして、この「デカから揚げ」の選択肢の多さよ……これを「せんべろ」で堪能できる世の中になったのか。飲食業界、ヤバくね?
そして、2杯目のハイボールで流し込んで……
残ったのは玉子焼き。テリー伊藤さんと言えば、実家が玉子焼き専門店の「丸武」ということも有名だ。
そこに来て、3杯目はレモンサワーを注文。
これもペロリ。
最後にレモンサワーで流し込む。
いや〜、美味かった! 1000円でこれだけのバリュエーションが楽しめるのか……と、改めてコスパの良さを実感した。というわけで、食レポは以上だ。
・2回戦目に突入!!
──なんて、終わるわけがない。それどころか、やっとエンジンがかかってきたぞ! そして、ここから2回戦目に突入する。改めてメニューに目を通してみると……
えっ? ハイボールが220円??
ってことは食事を頼まなければ、1000円以内で4杯飲めてお釣りも帰ってくるってこと? これってヤバくないか?? ただ、すでに3杯飲んでいるので、さすがにそこまでは飲めない。で、2回戦目に頼んだのは……
・デカから揚げ3種(トムヤム、テリマヨ、黒(秘伝の黒醤油))
・ハイボール
これで、なんと670円! もう一度言おう、これは税込価格だ。
というわけで、まずは「トムヤム」から。
これはハイボールに合う! 少し辛味があるソースにパクチーがアルコールの補給を加速させる。個人的にパクチーは苦手だが、少し酔いも回っていたせいか、逆に良いアクセントのように思えた。
次に「テリマヨ」をいただく。
これは予想通りの味。ただやっぱりテリマヨは、どの料理にトッピングしてもハズレがない。そしてテリマヨを半分食べたところで、5杯目を注文。
そして、最後に「黒(秘伝の黒醤油)」をガブリ。
すぐにグビっと。
くぅ~、たまんねぇ~!!
ちなみに普通の定食にも、プラス100円で味噌汁をハイボールかレモンサワーに変更できるらしい。
いや、そこは豚汁とかだろ。どんだけ飲ませたいんだよ! ということで、今回食べたのは……
・ハイボール4杯
・レモンサワー1杯
・デカから揚げ5種
・玉子焼き1個
これだけ飲んで食べて、値段は驚きの……
税込1890円!!!
これは、から揚げ系のせんべろセットとしては最強レベルと言っても差し支えないと思う。もし、あなたの近所に『から揚げの天才』の店舗があるようなら、超絶コスパで「デカから揚げ」に囲まれながら、ベロンベロンになってみてはいかがだろうか?
参考リンク:から揚げの天才
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.