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日高屋の新ブランド「小皿料理 台南」の台湾揚げパン(ギンシマキ)がめっちゃ美味い! 東京・小岩

2023年8月14日

熱烈中華食堂でお馴染みの「日高屋」(運営元:ハイデイ日高)は、昨年7月に埼玉・大宮に新ブランド「台南」の1号店をオープン。それから約1年を経て、東京・小岩にも都内1号店をオープンした。

台湾小皿料理をコンセプトにしたこのお店には、私(佐藤)の好きなアレがあった! 台湾式の揚げパン(銀糸巻:ギンシマキ)だ。これが食える中華チェーンって初めてかも。実際に食べたらめちゃウマだった!

・再出店したブランド

日高屋の沿革によると、「台南」と名の付くブランドは1994年に出店している。実のところ「日高屋」(1号店は2002年)よりも先に、「台南市場大宮東口店」を開店していた。つまり現在の台南は、日高屋史上2度目の誕生ということになるだろう。

小岩のお店もゼロからではなく、以前「中華食堂 真心(しんしん)」として営業していたお店を、7月14日にリニューアルオープンしている。


入店してメニューを見ると、日高屋と同じく麺・飯料理のほか、焼き餃子や小籠包・肉焼売など点心も充実している。

「小皿料理」と銘打っているだけあって、ピータン・腸詰め・バンバンジーなどツマミ系の品々もしっかり揃っている。食事もさることながら、飲みの需要にも応えていく姿勢がうかがえる。


私が注目したのは、台湾揚げパンの「ギンシマキ」(税込350円)だ。中華チェーンはたくさんあるけど、揚げパンの食える店ってあまりないんだよねえ。コレがメニューに載っているだけで高く評価したい。いいぞ、日高屋!


最近は台湾朝食や中華ベーカリーが続々と誕生して、飯田橋の「ワナマナ」や新小岩の中華ベーカリー「劉記 中華面食(りゅうきちゅうかめんしょく)」でも購入できるようになった。

私はこれらのお店で、中華式・台湾式の揚げパンの魅力にすっかりハマってしまった。



さて、日高屋の揚げパンはどんな味かな? 注文して確かめるとしよう。


・台湾揚げパン

まず頼んだのは、「北京ダック風 鶏肉の甜面醤(てんめんじゃん)照り焼き」(税込680円)。価格のわりに肉が少ないかな……。


多少値は張るけど味は本格的で、北京ダックを食べている気分は十分に味わえる。


鶏肉をもう1~2切れ追加して頂けると、さらに満足度が高まりそうだ。


続いて、焼き餃子と揚げパン到着!


言うまでもなく、餃子は日高屋の看板メニューのひとつ。6個で税込290円、中華チェーンの中でも低価格を守り続けており、変わらぬ庶民の味方である。今のご時世、この価格を維持するのは大変だろうけど、このまま何とか頑張っていただきたい!


そして待ち望んでいた揚げパンである。食べやすいよう4つにカットされている。


蒸した生地を揚げているので、表面カリカリで中はふっくら。西洋式のパンも好きだ、が! この蒸しあげた生地のふんわり食感は、西洋パンにはない魅力の1つだろう。


たっぷりと練乳をつけて食べるとめっちゃウマい! 主食としてもイケるし、スイーツとしてもイケる。朝でも晩でもいつでも美味しく食べられるのが良いよねえ。

こんなに美味いのに、日高屋のメニューにないのがとても残念なところ。できれば日高屋全店においてほしい。そうしたら、コレを食べるために近所の日高屋に行くというのに。もしくは台南を一刻も早く大量出店していただきたい!


・食べ放題がお得!

お店の最大の魅力は揚げパン! ……と言いたいところなのだが、実は「食べ放題」の方がはるかに魅力的かもしれない。だってこのお店は、2時間食べ放題・飲み放題で税込3520円なんですよ!


食べ放題だけでこの値段ならわかるけど、それに飲み放題まで付いているすかいらーくグループの中華食べ放題「桃菜」でも、同額(税込3519円:Cコース120分)で食べ放題しかついていなかった。

しかもオーダーできる品数は、桃菜が全49品に対して台南はメニュー76品以上。数も圧倒的に多い!


ということで、このお店のお得な使い方は食べ放題かもしれない。いずれにしてもお店が増えないことにはなかなか利用できないので、1日も早くアチコチに出店してくれ~!


・今回訪問した店舗の情報

店名 台南 小岩南口店
住所 東京都江戸川区南小岩7-24-20
時間 11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 なし

参考リンク:日高屋桃菜
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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