ロケットニュース24

【え?】自宅の郵便ポストを開けたら「日本酒」が大量に入っていて二度見した話 / サブスク初月だけ検証:第5回『SAKEPOST』

2023年6月14日

サブスクリプショォォォオオンッッ! みんなサブってるか? だいぶ久しぶりだな。サブスクにとても興味がある男、サブスクマンだ!! うおおおおおお、久々に初月分だけサブりたくなってきたァァァァアアアア!

と、一人気合いを高める俺の元に先日、謎の郵便物が届いた。といってもピンポンが鳴ったワケではなく、レターパックみたいな薄い箱が郵便ポストに入っていたのだが……むむむ。何だこれは。俺、こんなん頼んだっけ……?

・謎の郵便物

アマゾンやら楽天やらでいろいろ買い物していると、たまに自分が何を注文したのか忘れていることがあるが、今回がまさにそれである。やけに薄い箱だけど一体何が入って……


え?


日本酒在中……?

・意味不明

いやいやいやいや。サブサブサブサブ(笑)。言うに事欠いてお前、日本酒てお前。こ~んな薄っぺらい箱に、日本酒なんてデカい代物が入るワケが……


ホンマや!


・意味不明

サ、サブスクリプショォォォオオンッッ! マジで日本酒ゥゥゥゥゥゥウウウ!! その時、俺はすべてを思い出していた。こちらは正式名称『SAKEPOST』。新潟発のポストに届く日本酒定期便だ。そういえばこの前、夜中に酒を飲みながら注文したんだっけ。いやぁ、すっかり忘れてたぞ。


「日常酒プラン」(本醸造、純米酒、普通酒のいずれか)と「吟醸酒プラン」の2種類があり、料金は100ml ×3個入りでそれぞれ月額1210円と1980円(税込)。送料は264円となっている。

今回、俺が注文したのは日常酒と吟醸酒が3個ずつ入った「ダブルプラン」だ。通常税込3190円のところ、今だけ初月のみ税込1595円(送料無料)とのことで即サブってみた。それではさっそく飲んでみようぜ!



……とその前に、そもそもの話として聞いておきたい。お前は本当に日本酒なのか──? こう言っちゃなんだが、ビジュアルだけ見たら日本酒というよりオシャレな点滴である。「22世紀の日本酒はこうなります」とでも言いたげではないか。


実際、このパウチはかなりユニークな作りになっていて、裏面のQRコードを読み込むと……

銘柄が分かるようになっている。他にもお酒の基本情報や酒蔵の解説などが詳細に書かれていて楽しい&便利だ。今回入っていたのは以下の6本。


新潟県長岡市「池浦酒造」の『和楽互尊(わらくごそん)本醸造』。


大阪府堺市堺区「利休蔵」の『千利休 純米酒』。


新潟県中魚沼郡「苗場酒造」の『苗場山 別撰』(普通酒)。


新潟県妙高市「千代の光酒造」の『千代の光 吟醸造り』(吟醸酒)。


鳥取県境港市「千代むすび酒造」の『千代むすび 純米吟醸 強力50』。


新潟県上越市「代々菊醸造」の『吟田川(ちびたがわ)純米吟醸』。

・1杯ずつ飲み比べ

新潟を中心とした地域の地酒3銘柄がそれぞれ入っていたぞ(銘柄は毎月変わる)。さあさあ、それでは切り口をカットし、グラスに注いでいざ乾杯。個人的に普通酒って、ハズレも多いような気がしてあまり飲まないんだけど、これはウマい! ウマウマだ!! 3種類ともハズレなしである。

吟醸酒のセットも、間違いない味と華やかな香りで大満足。量は少々物足りないが、いろいろな日本酒に出会える上にガチャ的なゲーム要素が強いので、特に不満は感じなかった。少量を安く楽しみたい人にはうってつけのサブスクと言えるのではないか。

ただーーし! この『SAKEPOST』には一つだけ、大きなデメリットがあるのだ。実は最低契約期間が3カ月に設定されているのである。おいおいおい、ちょっと待て! こちとら「サブスク初月だけ検証」やぞ!! まさかの企画崩壊ィィィィィィイイイイ!



・最低3カ月から

「サイト上で簡単に解約手続きができる」「翌月分から安いプランに変更できる」という点は非常に良心的だが、解約自体は開始から3カ月目(2カ月経過時)に可能となっているため注意してほしい。申し込む前によ~く吟味してくれ。

とは言え、郵便ポストに日本酒が大量に届くなんて経験は、普通に生きていたらほぼ皆無だろう。イベントとしても大変面白いサービスなので、日本酒に1ミリでも興味がある人なら一度試してみる価値はあるはずだぞ。ぜひ検討してみてほしい!

というところで今回はここまで。また次のサブスクで会おう。サブスクリプショォォォオオンッッ!!

参考リンク:SAKEPOST
執筆:サブスクマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

モバイルバージョンを終了