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【アカン】生まれて初めて「ココス」に行ったら最高すぎて大ファンに! しかし妻の一言で “深い闇” を知ることになった…

2023年6月10日

有名だけど行ったことのないチェーン店って、実はけっこうある。私(あひるねこ)にとってファミリーレストラン「ココス」はその代表格だ。知っているのは名前と看板くらいで、それ以外の知識はほぼゼロに等しかったのだが……。

なんと先日、引っ越し先の近所でココスの店舗を発見! 生まれて初めてのココス! 生ココスである!! これはぜひ一度体験しておかなければなるまい。

・初ココス

ファミレスというと、サイゼか「すかいらーく」系列くらいしか行かない私にとって、ココスは完全に未知なる場所だ。価格帯もイマイチよく分からない。ガストと同じくらいか? デニーズよりは安そうな気がする。

店内は至って普通のファミレスであり、それ以上でも以下でもないという印象。が、試しにインストールしてみた公式アプリと、アプリ内の無料クーポンがいきなり神だった。


な、生ビールが330円だと……!?

・ココス神

クーポンを利用すると、通常税込539円の生ビール(中ジョッキ)がなんと税込330円で注文できるのだ。しかもまさかの無制限ときた。2023年6月28日までだが、これは激アツ! それだけではない。


角ハイボールは税込220円!


グラスワインは税込108円である!



──夢の中かよ。最高すぎるだろ。中でも角ハイはしっかり濃くて相当お得に感じたな。この時点で、私の中でのココス株は爆上がり待ったなし状態に。


つまみも『シーフードのマスタードクリームココット』(税込429円)や……


『国産ソーセージのグリル』(税込385円)など、手頃でいい感じのメニューが揃っている。味もなかなかいい。そして……


なんか「すかいらーく」のロボっぽいヤツまでいる。

こちらは語尾に「にゃ」とかは付けないものの、黙々と自分の仕事をこなしていて感心だった。さて、実は入店の際に初めて知ったのだけど、どうやらココスは「包み焼き」が名物らしい。ガストにおける『チーズINハンバーグ』みたいなものだろうか。



ならば、ということで『たっぷりチーズと国産舞茸の包み焼きハンバーグ 145g』(税込1089円)とやらを試しに注文。熱ッッ! となりつつナイフで包みを開くと……


おお!


なるほどなるほど!

肉汁と香りが凝縮されたハンバーグは、なるほどたしかにウマい。自分で包みを開けるというエンタメ感と相まって、強烈なインパクトをお客に与えることに成功しているではないか。天晴れなメニューだ。


『ヤリイカと濃厚明太子のパスタ』(税込759円)もお値段以上のおいしさで、他にもいろいろ試したくなってしまった。つまり結論としては大・満・足! ココス最高ォォォォォォォオオオオ!!


_人人人人_
> ところが! <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄


ここで、キッズメニューを眺めていた妻の口から不穏な言葉が飛び出した。


「ココスってさぁ、いつからドラえもん消えちゃったんだろうね


あっ!



・アカン

言われてみれば、一度もココスに行ったことがない私でも「ココス=ドラえもん」のイメージはたしかにある。CMの影響なのか何なのかは自分でも分からないが、ココスと聞いて最初に頭に浮かぶのは、昔から黄色い看板とドラえもんの顔だった。

それが今のココスには、ドラえもんの「ド」の字も見つからない。代わりに王の如く君臨しているのは『あらいぐまラスカル』である。恥ずかしながらまったく知らなかったのだけど、一体いつドラ氏はココスを解雇されたのか?

ネットで調べてみたところ、2019年3月に契約が終了し、ココスの店内からドラえもんグッズが消滅したようだ。2000年から続いた長期ドラ政権の崩壊……別に珍しいことでも何でもないのに、なぜだろう。底知れぬ闇を感じてしまうのは。

生まれて初めて行ったココスは最高であり、近いうちに再訪する可能性は限りなく高い。しかし、そのたびに私は思い返すような気がしている。かつてここにいたはずの、青いネコ型ロボットの存在を──。

参考リンク:ココス
執筆:あひるねこ
Photo・イラスト:RocketNews24.

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