あなたは『超特大海老焼きかつ丼』と聞いて、どんな料理を想像するだろうか? ポイントは “超特大” のところで、超特大の海老とはいったい……? もしかしたら伊勢海老やロブスターを想像する方もいらっしゃることだろう。
だがしかし、その正体を知れば「その手があったか……!」と多くの人が納得するハズ。この記事では話題の新店「日本橋とんかつ 一 HAJIME 日本橋はなれ」の限定メニュー『超特大海老焼きかつ丼』をご紹介したい。
・行列覚悟の人気店
ご存じの方も多いと思うが、なぜか東京・日本橋にはやたらと行列店が多い。特に天丼で有名な「金子半之助」は、平日の午前中であろうと容赦なく行列が出来ている。それと双璧を成しているのが「日本橋とんかつ 一 HAJIME」で、こちらも行列上等の大人気店である。
その「日本橋とんかつ 一 HAJIME」の姉妹ブランドが、2023年5月にオープンした。正式な店名は「日本橋とんかつ 一 HAJIME 日本橋はなれ」で、何屋かといえばもちろん とんかつ屋。……なのだが、はなれ限定メニューとして話題なのが『超特大海老焼きかつ丼』である。
・特大ですらない
超特大海老焼きかつ丼──。「焼きかつ丼」ということはいわゆる “とじないカツ丼スタイル” の丼なのだろう。気になるのはやはり「超特大海老」の方。「大海老」でも「特大海老」でもなく「超特大海老」とは、思い切りのいいことを言うものである。
価格も1人前3380円なので、逆に間違いのないものが出てくる可能性が高い。超特大海老……お前はいったい何者なんだ? その正体を探るべく「日本橋はなれ」へ急行した。
この日は日曜日の昼下がりであったが、店には当然のように行列が。この日はおよそ10人待ちで、並んだ時間は30分ちょい。もちろん注文したのは『超特大海老焼きかつ丼』だ。
で、まず提供されるのは付属の「自分で作るタルタルソース」で、その名の通り自分でタマゴを潰しつつ丼を待つ。そして目の前にやってきた『超特大海老焼きかつ丼』はというと……
ドーーーーーーーン!
というか、ズドーーーーーーーーン!!
デカいし何より太い! 極太やないか!!
さあ、ここで「超特大海老」の正体を明かしてしまおう。「日本橋はなれ」の超特大海老は「エビを3本束ねて揚げた海老フライ」のこと。毛利元就の “三本の矢” ではないが、3本の海老が集結するとボリュームがパねえ!
・毛利元就イズム
1人前に2つの超特大海老が入っているので、合計6本の海老を使用した贅沢な丼、それが『超特大海老焼きかつ丼』というワケ。こんなもん食べる前からウマいに決まってる!
で、超特大海老はプリプリどころの騒ぎではなく、ブリンブリン! BURIN BURINである!! 圧倒的な弾力で口の中でエビが弾けまくり! 一般的にタルタルソースに負けてしまう海老フライも少なくないが、超特大海老はノドに吸い込まれるその瞬間まで抜群の存在感を放っていた。
また、タルタルソースを使わずとも甘じょっぱいタレが非常にウマい。当初は「ボリュームヤバいな」と思っていたが、ご飯もタマゴもガツガツと平らげていき気付けば完食してしまっていた。ブリンブリンの海老フライ、ウマいっス!
おそらくこの手の海老フライは滅多にないうえ、日本橋はなれの『超特大海老焼きかつ丼』はガツンとウマいので、エビに目が無い方は覚えておくといいだろう。プリプリでは収まらない、衝撃の “ブリンブリン” をぜひご賞味いただきたい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 日本橋とんかつ 一 HAJIME 日本橋はなれ
住所 東京都中央区日本橋室町1-11-15
時間 10:00~18:00
休日 火曜日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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