ご存じだろうか？ カレーチェーン最大手「Coco壱番屋」は店舗限定メニューをいっぱい隠し持っている。たとえば、海外メニューの食える「ココ壱番屋 ワールド」には、マカロニとチーズを合わせた「マッケンチーズトッピング」なんてものがある。美味いから全店舗で販売すべきなのに、なんであそこでしか食えないんだよ～。
このほかにもまだまだ大量にあって、全国唯一なんてメニューも少なくない。今回紹介するココイチ早稲田通り店の「ハムポテフライカレー」も激レア商品のひとつだ。
・限定メニュー、千葉県は……
ココイチの公式サイトを見ると、全国各地の店舗限定メニューを確認することができる。トップページから上部の「メニュー」の項目を開くと、ページ中ほどに「店舗限定メニュー」が表示されるはずだ。
「都道府県からさがす」で検索すると、その地域でしか食べられないメニューを見ることができる。たとえば、ココイチのお膝元愛知県の場合は、限定メニューが29種類も表示される。さすがココイチ発祥の地である。カレーきしめんだけで4種類もあり、さらに他県のものまで食べられてしまうのだ。
一方、千葉県を見るとカレーうどんマイルドしかない。悲しい……。
ピックアップメニューを見ると、カレーうどんが食えるのは千葉県だけではなく、滋賀・熊本・秋田・広島・東京・岩手などでも提供している。千葉だけの限定商品じゃなかったのか……。
が！ 千葉県民の皆さん、悲しまないで！ 奈良・島根・愛媛・高知・長崎・大分にはカレーうどんさえなく、地域限定メニューが1つもない。千葉はうどんがあるだけ幸いなのである。
・早稲田通り店限定のハムポテフライ
さて、本題に入るとしよう。今回訪ねたのは新宿早稲田通り店である。
これがその店舗オリジナル「早稲田ハムポテフライカレー」（税込771円：ポークソース）である。全国各地の1247店（2023年2月現在）のなかでたった1軒、ここでしか出していないメニューだ。1200分の1と思ったら、すごくレアでしょ？
実物がこちら！ メニュー写真で見るよりずっとウマそうだな！
ハムポテフライは毎日お店で仕込んでいるそうだ。セントラルキッチンで作ったものではなく、生まれも育ちもこの店のこの味である。
マッシュポテトとゆで卵をハムで包み込んで揚げている。食べた感触はポテサラフライみたいな感じかな。この3つの食材は、そのまま混ぜ合わせても美味しい組み合わせである。それを一緒にして揚げちゃうんだから、まずくなりようがない。美味いしかない！
ココイチのカレーは辛いモノが苦手な私でも安心して食べられる。というのは、辛さ普通でもちょっと甘いので、辛味におびえる必要がないからだ。ソースの味がしっかりしてるので、何をトッピングしても全部合う。それがココイチカレーの素晴らしいところだよね。
フライをかじってカレーを食う、カレーを食ってフライをかじる。それを繰り返していたら……、あ！ ソースが足んない。これじゃ最後は白飯のみになっちゃうじゃないか！
でも大丈夫！ あまり知られてないけど、追加ソースをお玉1杯分（税込145円：ポーク）頼むことができるんですよ。これ2013年から始まったサービスだ。ちなみにその当時は100円でした。
これをかけて、カレーをリスタート！ 再び新鮮な気持ちで食うことができるぞ。
サクサク衣の上からカレーをドバッ！ とかけて食うとウメエ。この種のサクサク衣はべちゃべちゃにしちゃった方がウマいよね、うんうん。
ということで、ハムポテフライカレー以外にも全国唯一のメニューはほかにもありそうなので、お住まいの県をチェックしてみて～！ ただし、先に挙げた6県にはないので要注意。なぜあの6県にはないのか……。
・今回訪問した店舗の情報
店名 カレーハウスCoCo壱番屋 新宿早稲田通り店
住所 東京都新宿区西早稲田二丁目18-23スカイエスタ103号
時間 11:00～22:00
参考リンク：CoCo壱番屋、株式会社壱番屋
執筆：佐藤英典
Photo：Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼こちらもどうぞ！