アメリカ発祥のアイスクリームブランド「コールドストーンクリーマリー」は、2005年に東京・六本木に米国外1号店を出店し、日本でも事業を展開していたのだが、2010年頃から日本国内の店舗が続々と撤退し、2023年2月の段階で全国にわずか2店舗まで縮小。知らない間に都内からもなくなっていた……。
そのコールドストーンが都内に帰ってきたぞ! 3月20日、東京・多摩境に新店舗オープン!! そういえば、アイスを作る時に歌を歌ってくれてたよね? 新店舗でも歌ってくれるのか、たしかめてきた!!
・再出店ではない
お店は京王線多摩境駅から車で約3分。築地銀だこ多摩境店の併設店舗として誕生した。したがって、ここのお店は銀だことコールドストーンのダブルネームである。
日本でコールドストーンの事業を行っているのは、銀だこでお馴染みの「株式会社ホットランド」である。
同社はリリースでコールドストーンを「アメリカ生まれの体験型デザートショップ」と称しており、「都内再出店」とか「再スタート」という言葉を使っていない。気持ちを新たにブランド展開していく気構えで、新規顧客を開拓していくつもりなのだろう。
・歌ってくれるのか?
メニューはアイスが全13種類。スモール・レギュラー・ラージ・パーティーの4サイズあり、カップ・ワッフルホール・チョコワッフルホール・ハッピーチョコワッフルホールの4つのスタイルから選べる。
アイスのほかに、12種類のクレープも用意されている。
久しぶりのコールドストーンは何を食べるかな~。そういえば、2016年に池袋の店舗で食べ放題に挑んだこともあったっけな。それがもう7年も前だから何が美味しかったかなんて覚えてないよ。
悩みに悩んで注文したのは、チョコレートリボン(バナナ・ホイップ・チョコファッジ)のスモールサイズ(税込561円)をチョコワッフルホール(税込112円)で。スタッフはアイスを1玉取って、マイナス9度に冷やしたみかげ石の上に投下。
そしてトッピングを加えて混ぜ合わせる。
さて、以前のように歌ってくれるのかな? 心待ちにしていると「歌ってもよろしいですか?」と尋ねられた。
キター! ぜひ歌ってください!! アイス食いに来たというよりも、歌を聞きに来たんですよ!
すると、混ぜ合わせながら、明るい歌声が聞かせてくれたぞ。
都内に復活したコールドストーン、ちゃんと歌ってた pic.twitter.com/T8aElIw4T6
— 世界の佐藤 (@Foodqueensatou) March 23, 2023
コロナの感染が拡大している最中は歌のサービスを控えていたそうなのだが、感染が落ち着いた現在はオーダーごとにちゃんと歌ってくれる。コールドストーンはこれがなきゃね。
・これからも歌声を
これが完成品のチョコレートリボン! そうそう、コレコレ。まさにコールドストーン!!
久々に食べると美味しいね。アイスだけでなくて、明るいお店の雰囲気に心癒される。脱コロナの象徴として、お店が発展することを願っている。元気な歌をこれからも聞かせて欲しい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 コールドストーンクリーマリー 多摩境店
住所 東京都町田市小山ヶ丘4丁目6番4
時間 11:00~20:00
参考リンク:PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24