いつごろだろうか。私が有名まとめサイト『痛いニュース』を見始めたのは。私の記憶が正しければ、2006年ごろにはすでに見ていた。更新が待ち遠しかった。なのでもうかれこれ16年以上は見続けていることになる。
今年の夏、そんな『痛いニュース』に異変があった。かなり長い間、更新がストップしてしまったのである。その期間、ざっと数えて2ヶ月以上──。
・8月から11月まで不安定に
具体的には、8月9日から更新が途絶え、「何かあったか? もしかしてコロナか?」と心配になるも、8月20日に更新復活してホッと一安心。
ところが翌日21日から再び更新がストップし……9月更新なし、10月更新なし……と2ヶ月以上にわたり更新停止。誰もが「終わったか……」と思った11月3日、突如として復活。
その後、毎日ではないが更新されるようになり、ようやく11月15日より毎日更新の平常運転に戻ったのであった。一体全体、お休み期間中、何があったのか? 質問状を送ってみたら答えてくれたので掲載したい。
Q1:おやすみしていた理由や、おやすみしていた間、何をされていたのでしょうか? 可能な範囲でお答えください
A1:海賊王を目指して旅をしていました。
Q2:ロケットニュース24のことはご存知でしたか? また、ご存知でしたら、印象などもお教えください。
A2:ネット系に関する嗅覚が優れていると思います。現場の取材など、足を使った記事がある事も魅力だと思います。
Q3:2005年からサイト運営を行っていらっしゃると思います。この17年の間で、ネットメディア業界もずいぶん変わりました。1番大きく変わったと感じることは何ですか?
A3:SNSが発展して、個人が情報を発信しやすくなったと思います。メディア側からの一方通行から相互発信に変わった事が大きく変わったことだと思います。
Q4:読者層は以前と比べて変わったと感じますか? 感じるとしたら、どんな点でしょうか?
A4:当初は、読者層も常連さんが殆どでしたが、若い方・女性も含めた一見さんの流入が増えて来て、記事制作の方向性も変更した部分があります。
Q5:痛いニュースさんは、個人 or 法人どちらで運営されておりますでしょうか? また、編集部は何人ぐらいでどのようにサイト運営をされてますでしょうか?
A5:複数人でワイワイやってます。
Q6:痛いニュースさんのトップの方は、痛いニュースをメインで事業をされているのでしょうか? 他にもビジネスなどはされているのでしょうか?
A6:痛いニュースをメインで行っています。自分達が面白いと思った事を突き詰めたいので、今の所ほかの事業等は考えていません。
Q7:管理人がネットに顔出しをする(自分をさらす)まとめサイトも中にはある一方で、痛いニュースさんは誰が運営しているかなど、ベールに包まれておりますが、あまり表に出ないのは理由があるのでしょうか?
A7:今までは、面白いサイトを作ればよいと考えていたので、管理人の情報は不要と思っていました。これからは、Twitterも開設(@itainews_com)しましたので、私個人は勿論、運営チームの雰囲気なども出せたら良いとは思っています。
Q8:痛いニュースさんはネットワーク広告が主体かと思いますが、この10年間で、広告の売り上げ自体はどのような変化をしておりますでしょうか?
A8:開設当初と比べると単価が下がってきており、コロナの時期からは下落幅が大きくなっていると感じています。
Q9:昨今は、YouTubeなどの動画コンテンツに勢いがありますが、痛いニュースさんは動画など新たなコンテンツを作る予定はありますでしょうか?
A9:今の所は考えていませんが、動画コンテンツへの挑戦も場合によってはあるかもしれません。
Q10:今後の展望や、ロケットニュース24読者へのコメント、痛いニュースファンのみなさんへのコメントなどあれば教えてください。
A10:今後は、クオリティを保ちつつ記事の本数を増やしていきたいと思っています。独自ドメインへの変更、Twitterの開設(@itainews_com)など、新たな試みを始めましたので、これまで以上にユーザーの皆様に支持されるよう頑張ります。
ロケットニュース24読者の皆様、ロケットニュース24サイトを見た後、痛いニュースも見に来てください。
参考リンク:痛いニュース
執筆:GO羽鳥
screenshot:itainews.com