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松屋「まるごと富士山豆腐の麻婆めし」は舌を麻痺させるガチめの辛さ!! 関東63店舗でテスト中!

2022年9月29日

松屋が東京、埼玉、神奈川の63店舗(一覧はこちら)を対象に「まるごと富士山豆腐の麻婆めし」をテスト販売している。ポスターのビジュアルを見ると、赤みがかった辛そうな麻婆ソースの中に、デカい豆腐が丸ごと1丁乗っている。

ほう……なんか豪快で荒々しい雰囲気がするぞ。お値段は税込み500円からだそう。気になるので、さっそく食べてみることに。

・甘辛版も

ということで店舗に到着。券売機をチェックすると、複数のバージョンが存在していることが明らかに。


ノーマルな「まるごと富士山豆腐の麻婆めし(500円~)」の他に「甘辛麻婆めし(500円~)」も。恐らく辛さをおさえたバージョンだろう。

松屋は比較的、辛さに対して容赦が無い方だと思う。いまや松屋の標準カレーと言えなくもない存在となった ごろチキ とて、他社の標準的なカレーと比べたら辛い方だしな。

そんな松屋が、今回はわざわざ甘いバージョンを別に用意するとは……。もしかしたら、ノーマルの「麻婆めし」はヤバいのかもしれない。

そして、他に「麻婆コンボ牛めし(630円~)」と「甘辛麻婆コンボ牛めし(630円~)」も。どれも気になるが、とりあえず全てのベースとなっているであろうノーマル版を試すことに。

ライス大盛りは560円とのこと。大盛り無料じゃない点に注意が必要だ。ロカボチェンジ版や生野菜セット、豚汁セット等もオーダー可能。今回はライス大盛りをチョイス。テイクアウトすることに。


・舌が痺れる

持ち帰ってきたのがこちら。ポスター等の写真と比べると、ちょっと麻婆のソース的なヤツの量が少ない気がする。まあ、その辺は店員さんの采配に左右されるのだろう。


しかし、豆腐は1丁丸ごとなので分量に差は出ないもよう。しっかりとデカいのが鎮座している。肉の量も程よい感じだ。


それと、山椒の香りが凄まじい! 実はお店から自宅まで電車に乗って帰ってきたのだが、他の乗客から顰蹙(ひんしゅく)を買うレベルで山椒フレーバーが漏れ出ていた。それくらいに凄まじい。


うわぁ、パンチ力ヤバそうじゃん。ややビビりながら食べると……


_人人人人人人人人_
> 苦ウマ辛い!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


これはキている……!! 香りから予想していた通りの痺れる系の辛さが舌をゴリゴリに攻めてくる!! 予想できたので覚悟もしていたが、それでも舌の痺れは制御できないッ!!

うぉぉぉおおおお、やはり甘辛バージョンを別に用意していたのは伊達では無かった。こいつの戦闘力はガチだ! ちなみに豆腐そのものはかなり滑らか。

つるんとしており、その部分だけは舌に安らぎを与えてくれる。しかし麻婆エリアはひたすらに攻撃的だ! 辛さのタイプは唐辛子のように舌を焼かれるようなものというよりは、やはり山椒がメインなのか、旨味のある苦さと痺れを伴うタイプ

いわゆるシビカラ系の辛さが好きな人にとってはたまらないだろう! 私も嫌いではないので、それゆえに麻婆ソースが少なめだった(たまたまだろうけれど)点が少し悲しかった。それはそれとして、このフレーバーには大いに満足だ!

近所に実施店舗がある方は、是非食べてみてくれ! 無い方は……今は関東の63店舗のみだが、これまでの多くのテストメニューと同様に、好評であればそのうち全国展開される可能性があるのだろう。その日が来ることを願っていてくれ!

なお、辛いのが苦手な人は、興味本位でも手を出さない方がいいと思う。たぶん完食できない。1口で死ぬ。

参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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