みんな元気セヨ! 世界どこにいっても安定の味、「マクドナルド」。韓国でも昼時はどの店舗も激混みで大活躍中だ。もはや地球定番メニューとも言えるビッグマックやダブチはもちろんこっちでも人気だが、韓国では他のメニューもそれに負けないほど人気だ。
今回は韓国マックのメニューシステムと、そのシステムの中で生き残ったバーガーたちを紹介してみようと思うのでよろしくセヨ!
・日本とは少し違うメニューシステム
日本と違って、韓国では「期間限定バーガー」が発売されるのはかなり珍しい。基本的には全て新メニューとして発売して、売り上げが良かったらレギュラーで生き残る「バトルロイヤルシステム」だ。
そのせいか、今回紹介する2つとビッグマック、ダブチ以外のメニューは知らぬ間になくなってたりする。ちなみに日本では販売終了となった、私の大好きなクォーターパウンダーはまだこのバトルロイヤルで生き残っている。
・注文はタッチパネルで
タッチパネルで注文したら、カウンターから渡されるシステム。だが稀にタッチパネルがない店舗もあるらしい。店内にするか持ち帰りにするかもタッチパネルで選び、それに合わせて用意してくれる。今回は持ち帰りにした。
参考にビッグマック単品は4900ウォン(490円程度)。日本のマックでは390円なので、100円ほど高い。だが日本の「ひるまック」にあたる「マックランチ」の時間帯だとビッグマックセットが5200ウォン(520円程度)なので、ひるまックの600円より安い。
・名前から韓国らしい、エッグプルコギバーガー
韓国限定メニューの代表格。「プルコギバーガー」に玉子を追加したやつだ。包装が日本のマックの「月見シリーズ」っぽく見えなくもない。
ツルツルのバンズ。ちなみにマックはパティに関する世界規定があるらしいが、バンズに対する規定はないらしく、一時期韓国マックでバンズを変えたら批判が殺到して元に戻ったことがある。
中はプルコギソースがべちゃ塗りされているパティに玉子、レタスにマヨ。この時点で気づかれている方もいると思うが……。
てりたまとほとんど変わらん
もちろん全く同じではない。ソースを少し韓国寄りにしているのか、ニンニクの風味がする気がする。だが、プルコギは醤油ベースの甘辛い肉料理だし、照り焼きも醤油ベースの料理だ。味のパーツが相当似ているので、ハンバーガー化したらほぼ同じものになってた。
てりたまは日本では期間限定であることに対して、エッグプルコギバーガーはレギュラーってところは違いと言えば違いかな。
・韓国限定メニュー……?
そして韓国限定メニューの中で圧倒的人気の「マックスパイシー・シャンハイバーガー」。え? なんかおかしくない?
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> 韓国限定なのに上海(シャンハイ)!?!?!?!?!??!!?! <
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こちらマックスパイシー・シャンハイバーガー、信じられないかもしれないが、間違いなく韓国限定のバーガーだ。なんでこんな名前になったのかと言うと、中国に訪ねていた韓国マックの社員が、中国マックで食べたチキンパティのバーガーに感銘を受けて作ったからだ。
だがその中国マックのチキンバーガーをそのまま韓国に導入することはなく、韓国人の口に合わせるために独自で開発を進め、チキンバーガーというところ以外はすべて違うが商品になったらしい。
その結果、上海にはないのに韓国にはあるマックスパイシー・シャンハイバーガーが誕生してしまった。
こちらはゴマ付きバンズ。
チキンにトマト、レタス、ソース。中国のチキンバーガーはトマトが入ってなく、ソースも違うらしい。
味は名前の通りピリ辛のチキンパティに野菜が合わさってうまい。チキンの味は日本ローソンのLチキレッドや日本ケンタッキーのレッドホットチキンと似ている。
・バトルロイヤルで生き残れ
今回紹介した2つのバーガー、どちらも20年近く、あるいはもっと長い期間バトルロイヤルシステムで生き残ったメニューだ。マックスパイシー・シャンハイバーガーに関しては、韓国でビッグマックと張るくらいの定番メニューとなっている。
コロナも終わりつつあり、韓国旅行にも来やすくなっている今、よかったらぜひ韓国で試してみてほしい。それでは今回も読んでくれてカムサハムニダ!
参考リンク:日本マクドナルドメニュー、韓国マクドナルドメニュー(韓国語)
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.
▼ポテトは日本のと変わらない
▼ナゲット自体は変わらないが……。
▼ソースが日本のと違い、スイート&サワーソース又はチリソースで選択。こちらはスイート&サワーソース。