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【京都】今さらだけど餃子の王将「1号店」に行ってみた! なるほど…この空間はプライスレス!!

2022年7月21日


関西で暮らすようになって随分経つが、そう言えば餃子の王将・四条大宮店に行ったことがない。ご存じ、餃子の王将発祥の地、つまりは1号店である。

王将によく行く友人曰く「ほかの店と味が違う気がする。ウマい!」とのこと。こうしちゃおれんと、遅ればせながら記者もお邪魔してみたのだが……なるほどこの空間はプライスレス!  


・石碑に暖簾、看板にしみじみ

阪急京都線大宮駅を出てものの数秒歩けば、餃子の王将1号店の看板が見えて来る。時どき前を通ることはあったが、こうしてまじまじと眺めるのははじめてだ。


よく見ると4階建てビルなんだな……しかも丸々全部、餃子の王将の建物らしい。建物の片隅には『創業昭和四十二年十二月二十四日 餃子の王将発祥の地』と彫られた石板が、さり気なく掲げられている。


建物自体は2000年代初期に新装されたものだが、全てはこの場所からスタートしたのだ。しみじみしながら“餃子の王将 四条大宮一号店” と記された暖簾(のれん)をくぐり、いざ入店! 

1階はカウンター席がメインのようで、この日は比較的空いている時間帯だったからか、2階のテーブル席を勧められた。見晴らしも良さそうだと言われるがまま、2階へ進む。

通された席は、ちょうど “1号店” の看板が見える場所でなんだか得をした気分だ。メニューを開き、せっかくなのでオリジナルセットの中から選ぶことにしよう。


多店舗では見かけないジンギスカンも気になるところだが、この場所っぽい “大宮セット(税込830円)” とビールを注文だ。

どうやら各階ごとに厨房と、レジなどがある様子。先に運ばれてきたビールを飲みながらそんな店内や先の看板を眺めていると、なんだかいつもより一層ビールが美味しい気がする。


・唯一無二の空間

この時点で既に、十二分に満足してしまった感があるがまだ早い。サッと運ばれてきた“大宮セット” をいただこうではないか。


内容は定番の餃子とかに玉、肉団子とキャベツの添え物とご飯にスープ。スープはとろっと具だくさんで、ウチの近所の王将で食べる味とはなんだか違う気がする。


甘酢タレの肉団子も美味しいし、横のかに玉を一緒に食べると更に美味しい。餃子もパリッとジューシーで、いつもとどこか違う気がする。全体的にじわりとウマい。 

冒頭にあげた友人の「ほかの店と違う」という言葉を話し半分で聞いていたが、これはひょっとするとひょっとするかもしれない。

ちょうど脇のテーブルを片付ける店員さんがおられたので「もしかして、ほかの店舗と味が違ったりしますか?」と、それとなく聞いてみた。すると、なんということだろう……。


「そんなことありませんよ。同じです!笑

マジか。他店舗と変わらぬ、安定した餃子の王将の味を届けてくださっていたとのこと。恥ずかしや『1号店』の雰囲気にのまれただけだったようである。


しかし昔からこの場所にあり続け、常連らしき人の姿や発祥の地を体感したくてやって来たであろう観光客らしき姿が混在するこの空間は唯一無二。

餃子の王将のはじまりであるこの雰囲気を感じに行くだけでも、いつもと違う王将を味わえること必至だ。この空間は間違いなくプライスレスである。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 餃子の王将 四条大宮店
住所 京都府京都市中京区四条通大宮西入錦大宮町116-2
時間 10:00〜深夜1:00(L/O 00:45)

参考リンク:餃子の王将 四条大宮店
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼餃子の王将がはじまった地に行ってみました

▼友人曰くジンギスカンも美味しいらしい

▼いつもの餃子がもっとおいしく感じました

▼肉団子もかに玉も美味でした~

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