長年、飲食に関する記事を書いているとね、もう多少のことでは驚かんのですよ。とくに最近は「進化系」って言葉がもてはやされてて、なんでもかんでも進化系進化系って……。
驚かんぞ! わしゃ(佐藤)もう驚かんのだぞ!!
とはいえ新しいお店は気になる、チェックしないわけにはいかない。ってことで、進化系フルーツ大福のお店「金田屋」で大福と買ってみたら……、なんじゃこりゃー! ってなってしまった。いくらなんでも進化しすぎだろ……。
・上下分離式ハイブリッド大福
お店は2022年4月28日、銀座5丁目の商業施設「イグジットメルサ」に1号店が誕生した。
販売商品もさることながら、お店もかなり特徴的。詳しくは本稿の最後にお伝えしよう。黒を基調とした店内は大福屋とは思えない。まるで高級ブティックのような雰囲気だ。
さて、本題のフルーツ大福なのだが、外箱から従来品とは全然違う。たしか大福を買ったはずなんだけどな……。そもそも開け方がわからん。
横のシールが貼ってあるのを発見! それをはがして、パカっと開く宝石箱のような造りをしている。繰り返すが大福を買ったはずだが……。
ご照覧あれ! これが進化系フルーツ大福である!!
フルーツ大福というと、求肥(ぎゅうひ)でフルーツと餡子を包んだものが一般的だが、これは外に出てる。フルーツを包んでない! 新しい!! 進化系や!
今回購入したものを紹介すると、まずは特撰苺(税込1000円)。
特蜜林檎(税込800円)。これはもう完全に洋菓子だな。
そして渋皮和栗のモンブラン(税込1000円)。モンブランを大福にするとは……。もう和菓子だか洋菓子だかわからん。
1個1000円の大福、お値段もまさしく進化系、驚きに値する価格だ。
さあ、これらをどうやって食べるのかな? 上からスプーンで食べるのかと思いきや、食べ方にも大きなヒミツがあった。よく見てほしい、大福の後ろに何かが出ている。
ロゴの入った紙を持ち上げると……。
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浮いた~! 上だけ浮いた~!!
まさかの上下分離式大福だったでござるよ~~ッ!
まずは上だけを食べて、フルーツとチーズクリームの美味しさを楽しむ。
そして下、特製餡の入った大福とフルーツの食感を楽しむ。1個で2つの味を堪能できるハイブリッド大福だった。間違いなく進化系だ。本当に驚いちゃった!
ちなみに、店内にはフルーツ大福のイミテーションが超高速で回っているので、お店を訪ねる際にはそちらもお見逃しなく。ビビるほど速く回ってるぞ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 金田屋
住所 東京都中央区銀座5丁目7-10 中村積善会ビルEXITMELSA 1F
時間 11:00~20:00
定休日 なし(施設に準ずる)
参考リンク:金田屋
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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