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【寒がり必見】「低温系の貼るカイロ」 市販4種を独自レビュー / おなか専用、肩専用など

2022年1月25日

寒がりなので冬の外出は貼るカイロが欠かせない。ていうか、むしろテレワークでもずっとカイロを貼っている。

ここ数年、ジワジワと「低温系の貼るカイロ」が増えているのをご存知だろうか。

痒いところに手が届く革命的な発明で、私の冬は大きく変わった……。そんな「低温系カイロ」、実は種類によってけっこう違いがあるので独断と偏見でレビューしたい。

・優し〜いぬくもりが長時間続く

低温カイロはその名の通り、普通のカイロよりも少しだけ温度の低いカイロである。どのくらい違うかというと


・既存の貼るカイロ
最高温度 / 63℃ 平均温度 / 53℃

・低温系の貼るカイロ
最高温度 / 57℃ 平均温度 / 47℃


という感じ。たった6℃の差という数字だけ見るとそんなに変わらないのでは……と思われそうだけど全然違う! ちょうどいい温かさが続くので、まるで春のよう……。室内に入った途端、カイロが熱すぎて汗ダラダラ……みたいな事態が起こりづらいのである。


・独断による市販の低温カイロ4種レビュー

ドラッグストアでよく見かける商品を使いまくったところ、ひとくちに低温カイロといっても、実際に使ってみると使い心地が違うことがわかった。代表的な4種類をそれぞれ紹介したい。


① 圧倒的コスパ「 ぽかぽか家族 ほんわか低温タイプ」(アイリスオーヤマ)



・温度 最高/57℃ 平均温度/47℃
・持続時間 16時間
・価格 278円(10個入り)


低温系カイロの中でも、ドラッグストアやスーパーでいちばんよく見かける商品。柔らかいオレンジ色のパッケージが目印。とにかく安いうえに持続時間も16時間と長い! まずは入門編にどうぞ。


② 生姜やよもぎの香りつき「命の母カイロ」(小林製薬)


・温度 最高/57℃ 平均温度/50℃
・持続時間 12時間
・購入価格 393円(10個入り)


女性の味方ともいえる漢方「命の母」ブランドという安心感。お母さ〜ん! よもぎ、生姜、肉桂(シナモン)の香料成分が配合されている。漢方っぽい匂いではなく、ジンジャー系のフレグランスのような香りがするけど温熱効果が高まるのかは不明。


③ やさしさあふれるマイルド系「じんわり温かいおなか用カイロ」(桐灰カイロ)


・温度 最高/54℃ 平均温度/47℃
・持続時間 14時間
・購入価格 327円(10個入り)


おなか専用カイロをうたう商品。生理中などお腹が冷えるときにいい……けど他の低温系カイロよりさらに温感がマイルド。寒さ本番の真冬よりも、秋口とか春先の「ちょっと肌寒いかな」くらいの時期に使いたい。


④ カイロ、肩に貼っちゃいました「血流改善 肩ホットン」(小林製薬)


・温度 約52℃
・持続時間 8時間(40℃以上を継続する時間)
・購入価格 470円(4個入り)


肩を温めるから「肩ホットン」とは、さすがの小林製薬。寒さで縮こまって、肩がこりがちな人にオススメ。ガチで寒い日や薄手の服で出かけたいときに普通の貼るカイロと2枚貼りすると最強にあったかい。ただし、貼り方を失敗するとカイロに髪が貼り付いてめっちゃ痛いので要注意。


以上である!

ひとくちに低温系の貼るカイロといってもさまざま。寒くなってからほぼ毎日、低温系カイロを試しまくった感想なのでぜひご参考に。寒がりのみなさん、まだまだ寒い冬を乗り切っていきましょ〜。


※本文中の価格はすべて税込み価格。価格は異なる場合があります

執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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