肉よりも魚派の人にお伝えしたい。東京・西新宿の海鮮居酒屋「俺の魚を食ってみろ!!」が超コスパのランチ海鮮丼の提供を開始した! 丼にはバラチラシ寿司がてんこ盛り。さらにてっぺんにボタン海老がドン! と乗っかって税込980円!
が! それよりも気になったのは、プラス50円のみそ汁だった……。
・50円のみそ汁が……
このお店は、この春にコロナ禍で窮地に立たされた豊洲市場の仲卸業者を支援するために海老と寿司の放題を実施していた。
今回も豊洲の仲卸の協力のもとで、鮮度の高い魚介をふんだんに使った究極の海鮮丼を提供している。
ランチメニューは究極の海鮮丼のほかに「究極のぶり丼」(税込980円)、「究極のホタテバター丼」(税込1180円)なども用意されている。ちなみにこの日はこのメニューの提供初日だったが、ランチ終了の14時より前に海鮮丼は品切れに。幸い私(佐藤)は滑り込みセーフだった。
さて出て来たぞ、すげえ高さだ!
上に乗った海老が天を仰ぎ見ているみたいでカッコイイ!! なかなかのラスボス感だ。
がしかし! 私が目を奪われたのは海鮮丼ではなく、50円でついてきたみそ汁だ。
なぜならば……。
みそ汁デカい! 器の大きさは丼の倍以上、それに超具だくさんじゃないか!!
海鮮丼980円にも驚くけど、このみそ汁が50円って方が驚きがデカい。完全に主役を食ってるじゃないか。みそ汁よ、わきまえろ!
・3度楽しめる海鮮丼
ってな訳で頂きます。丼には解説書がついていて、そこには食べる順番の手ほどきが記載されている。
それによると、まずは海老を藻塩で食べるそうだ。それにしたがって海老を食べると、甘い! とろけるような歯ざわりと、柔らかい甘さ。海のめぐみに感謝せずにはいられない。海、ありがとう!
海鮮丼は茶碗に取り分けて味変して楽しむそうだ。まずは海鮮丼専用醤油で食べる。
上部にはたっぷりのたらことたっぷりのとびこ(トビウオの卵)が乗っている。濃いめの醤油をかけて口に入れると、プチプチと弾ける食感を楽しめる。
次は茶碗に盛ったご飯の上に黄身醤油(卵黄の醤油漬け)を乗せて。
卵黄を絡ませた酢飯の美味いことよ。サーモンの切り身との相性バツグン。チキショー! うめえじゃねえか。解説書の言いなりになりたくないけど、美味いから従わざるを得ない。
最後は残ったご飯に出汁をかけて茶漬けにする。風味豊かな1番出汁をかけると、魚介と酢飯の旨味がグッと引き立つ。最後まで余すところなく海鮮丼の美味しさを堪能できる、まさに「究極」と呼ぶにふさわしい丼だ。
味も見た目もインパクト大。そんな丼が1000円以下! おまけにみそ汁はデカいし言うことなし。近くの人はランチに利用すべし! なお、品切れの場合があるので、ランチで利用する場合はお早目に。
・今回訪問した店舗の情報
店名 俺の魚を食ってみろ!! 西新宿店
住所 新宿区西新宿7丁目10-14 富士山ビル 1F
時間 12:00~23:00(ランチ 12:00~14:00)