ピスタチオ好きのみんな! コメダの新作シロノワールがマジでヤバいぞ!! コメダが普段から脳筋的に何かと量を盛りがちなのは皆さんもご存じだと思うが、今回はそのスタイルがクリティカルにハマったと言って良いだろう。
10月1日から一部を除く全国のコメダにて販売が始まった、新作の「シロノワール ぜいたくピスタチオ」だが、ピスタチオ系スイーツでもまれに見るレベルで、暴力的にピスタチオがマシマシだ!!
・ピスタチオ責め
言葉で説明するより、まずは見て頂いた方が早いだろう……
この、「オラ! これが良いんだろ!? おおん!!?」とばかりにピスタチオのソースをドバっとぶちまけたような姿を。ピスタチオ味のソースを荒々しくぶっかけ、その上から砕いたピスタチオを追いピスタチオ。
ピスタチアンの脳はこの暴力に抗う術を知らない。もはや本能的に屈服するしか無いだろう。細かい小細工は一切なし! いつものソフトクリームの他は、ピスタチオソースとクラッシュピスタチオのみという潔さ! 大正解である。
香りも味も全て見た目から期待する通りのものだ。これを持った店員さんが近づいてきただけで、それとわかるピスタチオの香り。口に運べば濃厚で甘いピスタチオの味か、ソフトクリームと混ざったピスタチオの味しかしない。食感はデニッシュと、時々ピスタチオ。
ちなみに、このハデにぶっかけられた緑のピスタチオソースは、かなり粘度が高く甘さも強めだ。だが、常に濃厚なピスタチオ味をまとった甘さなので、クドくなることは無い(ピスタチアン比)。
サイズはいつも通り、大人の顔並みにデカいノーマル版(税込み750円~770円)と、やや常識的なミニサイズ(税込み550円~570円)が用意されている。ピスタチオが苦手な方はまず頼まないと思うので、注文する方は100%ピスタチオ好きだろう。
それならしっかりとお腹を空かせた上で来店し、ノーマルサイズをガッツリ食べた方が幸せになれると思う。何なら昼食をこれだけにしてしまうのもアリでは? ボリューム的にその辺の牛丼並盛り1杯分くらいはあると思うので。
最後に筆者が最高にキマった食べ方も書いておこう。どこか一切れだけをソフトクリーム抜きで別の皿に移し(ノーマルなら取り分ける小皿がついてくると思うので)、溢れているピスタチオソースをその一切れに塗りたくる。
つまり、この濃厚なピスタチオソースに限界までまみれたデニッシュを作るのだ。食べると、まるで水を吸ったスポンジを握りつぶした時のごとく、ピスタチオソースが生地からドバっと染み出すという罪深い現象が口内で発生する。最高だ。
・荒々しくされたかった
世に出るピスタチオ系スイーツというのは、いつもどこか上品さをまとっていて、荒々しさが足りないと思っていた。もちろんそういうのもイイのだが、タガを外して暴力的にピスタチって欲しい時もあったと思うのだ。
コメダの「シロノワール ぜいたくピスタチオ」はそのニーズにガッツリと応えてくれる、近距離パワー型ピスタチオ。公式HPによると、11月中旬までの販売を予定しているそう。期間中はリピ確定だろう。
参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.