ゴディバは世界的なチョコレートブランドだ。チョコレートはもちろん洋菓子やドリンク、パンの製造販売を行っており、最近店舗限定でマリトッツォの取り扱いも開始している。
そんなゴディバがなんと蕎麦(そば)の販売をしていた! みんな知ってたか? ゴディバの蕎麦だぞ!! まったく味の想像がつかないので実際に食べてみることにした。
・ゴディバの蕎麦だと!?
「ゴディバが蕎麦? そんなのある訳ないだろ」と思う人も多いのではないだろうか。
私(佐藤)もそう思っていたけど、東京駅の八重洲中央口地下1階の商業施設「グランルーフ」にあるゴディバカフェ東京のメニューをご覧頂きたい。パスタやサラダ、シチューと並んで蕎麦があるんだよな。
『カカオフルーツマリネチキンのサラダ蕎麦』(税込680円)
どんな味だ? まさか蕎麦にチョコレートをかけるとか? いやいやゴディバに限ってそんな乱暴なことはしないだろう。う~ん、味の想像がつかん。気になるので食べに行ってみることにした。
このお店はフードメニューを数多く提供する国内初のカフェ業態として、2020年11月にオープンしている。
店内を見ると、自販機を設置していたり……
1人がけの大型ソファを備えていたり。他店と比べると、やや趣が異なる。
・フレンチシェフ監修
また、フードメニューはフレンチシェフの薬師寺陸(りく)氏が監修を行っており、すべてのメニューにカカオパルプやカカオマス、カカオニブなどを使用してゴディバならではの味を提供しているそうだ。
そして、蕎麦の商品説明にはこう書いてある。
「カカオの果肉ジュースでマリネした蒸し鶏と野菜たっぷりのヘルシーなお蕎麦です」
説明を読んでも、何のことだか私(佐藤)にはサッパリわからない……。食えばわかるだろうということで、蕎麦と『ナイトロアイスコーヒー』(税込530円)を頼んだ。
・サッパリ爽やか
さて、食べるとしよう。フタを開けたが、カカオらしき香りはしない。見た目はコンビニにあるようなサラダ蕎麦とそこまで変わらないかな。
蒸し鶏をカカオジュースに漬け込んだ(マリネした)そうなのだが、食べてみてもカカオ感はないかなあ。
野菜と一緒に蕎麦をすすってみると……うん、美味い! フレンチシェフが監修しているだけあって、和食というより洋食の向きが強い。香菜とライムの風味もあいまってとても爽やかである。
ゴディバだからもっとチョコレートを感じるのかと思ったけど、そうではなかった。しかしヘルシーでサッパリとしているので、今の時季にピッタリの商品だ。
ちなみに、ゴディバカフェ東京では8月9日からマリトッツォの販売を開始するとのこと。マリトッツォ食いたい! って人はそちらもチェックして欲しい
・今回訪問した店舗の情報
店名 ゴディバカフェ東京
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1JR東京駅構内地下1階 グランルーフ フロント内
時間 8:00~20:00(通常~22:00)
定休日 なし(施設に準ずる)
参考リンク:ゴディバカフェ、メニュー(PDF)、PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24