暑い。蒸し蒸ししているだけではなく太陽がギラギラしている。梅雨ももうすぐ明けるのか、雲間から差す日差しは夏だ。ただでさえ、朝食が軽めな私(中澤)だが、こんな日は朝食を食べる気が全く起きない。と、その時、通りかかったセブンイレブン神田錦町1丁目店の窓にこんな紙が貼られていた。「東京11店舗先行販売」と。
何がかと言うと、スムージーのようだ。どうやら、店舗限定で販売されている様子。セブンイレブンにそんなのあったんか。しかし、食欲減退中でもスムージーならイケる! そこで入店して注文したところ……思てたんと違うーーーー!!
・私とスムージー
体が喜ぶ感じがするスムージー。「なんか健康的なものでスッキリしたものないかなあ」という気分の時に、私はスムージーを手に取ってきた。
しかし、考えてみたらスムージーに関して思考を巡らせたことは一度たりともない。その飲み心地同様、思考においてもスムーズであるがゆえにスムージーと呼ばれているのかもしれない(適当)。
・種類は3種類
そのため、コンビニ以外でスムージーを買ったことがない私。まず注意すべきは、どこにでも売っているタイプのスムージーと間違えないことである。そこで店員さんに看板を指さしながら、「このスムージーください」と分かりやすく伝えてみた。
ちなみに、種類は「ケールグリーン」「ストロベリーバナナソイ」「マンゴーオレンジチアシード」の3種類で税込み250円。中でも、「ストロベリーバナナソイ」は、豆乳、バナナ、ストロベリー、パインと色々入っている。同価格でお得に感じたので私はこれを選んだ。
・手渡されたブツ
すると案内してくれる店員さん。良かった、これで間違えることはないだろう。しかし、ついて行くとたどり着いたのはアイスケース。ん? ドリンクコーナーではないのか? と、その時、「こちらです!」と手渡されたブツは……
思てたんと違うーーーーッ!
え? これただの冷凍フルーツですやん。全然スムーズちゃいますやん。飲んだら喉に詰まりますやん。ひょっとしてスムージーを購入したいという意志が伝わってなかったんだろうか?
しかし、店員さんの対応はあくまでスムーズ。ピッとお会計してありがとうございましたー! ってソイソイソーーーーーイ! ストロベリーバナナソーーーーーーイ!!
・セルフスムーズ
失礼、思わず取り乱してしまったが、店員さんに聞いたところ、レジ横に置いてあるマシーンに入れてセルフで完成させるタイプのようだ。
まずは、コップのバーコードをマシーンに読み込ませ……
扉を開いてコップを収納。
画面の開始ボタンをタッチすると……
完成。
扉を開くと、そこには私の知っているスムージーがあった。いや~、スムージーってこういうものだったのか。考えたこともなかったわ。しかし、ググッったら確かに、凍らせた果物をシャーベット状にした飲み物的なことが書かれている。
・これからの季節に欲しい
まあ、スムージーの完成形しか知らなかったのは私が世間知らずすぎると言う他ないのだが、裏を返せば、コンビニではあまり見る機会もなかったということだ。
そういう意味では、コンビニで出来立てのスムージーが飲めるこのサービスはなかなか良いかもしれない。特に、食欲のない朝に。現在はまだ東京11店舗の先行販売だが、さらに暑くなってくるこれからの季節、近所のセブンイレブンでも飲めるようになったら良いな。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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