だいぶ唐突だが、台風や地震など、万が一の災害に備えて日頃から準備をしておくことは大切だ。たとえば停電した際、懐中電灯の代わりにスマホを使うのはもったいない。情報収集や緊急連絡用として、バッテリーを消耗させないようにするのがベターだろう。
そこで今回は、もしもの時に頼りになる『電池がどれでもライト』を紹介したい。こちら数ある防災関連グッズの中で、最も定番とも言える懐中電灯……の中でもガチで使えると評判のアイテムだ。ついでにペットボトル等を活用した “簡易ランタン” の作り方もどうぞっ!
・もしもの備えが大事
Amazonで1800円で購入したのは、パナソニックの『電池がどれでもライト』。サイズは高さ約12.5センチ、幅約13.5センチ、奥行き8センチで、たまたま飲んでいた「デカビタC」とほぼ同じサイズだった。こいつがめちゃめちゃ評判いいらしい。
なぜかというと……
単1形〜単4形まで、電池がどれでも使えるから。
電池ケースをくるっと取り外して中をのぞくと……
4サイズの電池がどれでも装填可能だということがわかる。1本のみでもOKだし、4本すべて入れても使える。ちなみにアルカリ乾電池、マンガン乾電池、1.5Vリチウム乾電池、ニッケル水素電池が使用可能。なんとな〜く便利だということは伝わったはずだ。
つまりどういうことかというと……
いざという時に、
家にあるどんな電池でも1本あれば使えるってこと。
予備電池がなくても……
リモコンや時計から電池を取り出して使えばOK!
スイッチの切り替えはフード部分を回転させるだけ。
パナソニックによると、最長で約4日間使用できるらしい。防滴構造だから小雨くらいなら平気だ。明るさは約200ルクス……と言われてもよくわからないが、真っ暗な部屋でも十分に威力を発揮したぞ。
・店頭から電池が消えたことがきっかけ
聞くところによると、東日本大震災の直後に、懐中電灯で主に使われる単1形、単2形電池が店頭から消えてしまったことが「どのサイズの乾電池でも1本から使える究極のライト」を開発するきっかけとなったという。
・ランタンとしての使い方
ちなみに懐中電灯としてはもちろん、テーブルや床に置けば「ランタン」として使用することも可能。言うまでもなく、食事や作業時に両手が空くのでとても便利だ。
んで、懐中電灯をランタンとして使った時に「明るさが足りない」と思ったら……ペットボトルやレジ袋を用意するといいだろう。
ペットボトルに水を入れて、ライトの上に立てれば……
明るさがパワーアップする。ペットボトルがぐらぐらする時はテープ等で固定しておくこと。
レジ袋でもOK。持ち手部分を結んで固定するだけ。
同じく明かりの範囲が広がる。覚えておくこと。
というわけで、毎年のように災害が起こる日本では、何が起きても動じないよう日頃から備えておくことが大事だ。防災アイテムはもちろん、知識や意識もしっかり備えておこうぜ。
参考リンク:パナソニック『電池がどれでもライト』
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.