“ハードセルツァー” って聞いたことあるだろうか? なんでも、海外の若者に人気のアルコール炭酸飲料だという。仕事終わりの1杯を楽しみに生きている記者としては、見過ごせない話だ。さっそく飲んでみなければ……!!
・オリオンビールのハードセルツァーを買ってみた
ハードセルツァーは、ここ数年アメリカを中心にヒットしているそうだ。アメリカではサトウキビを発酵させたアルコールを使用することが多いらしいが、新しいジャンルのドリンクだけにイマイチイメージがつかめない。ラム酒みたいなものか?
よくよく調べると、日本では早い段階から、オリオンビールが缶の製品を販売しているではないか。フレバーが3種もあるというので、計9缶入ったセット(税込・1990円送料別)を購入してみた。
ちなみに、オリオンのハードセルツァーは、その名を “DOSEE(ドゥーシー)” という。沖縄の方言である “どぅし(友達)”が語源なんだって。「アルコールはともだち、こわくないよ!」って感じかな。仲良くなれそうだ。
・カロリーが恐ろしく低い
さて、そんなDOSEE(ドゥーシー)だが、記者がまず気になったのはアルコール度数。なんと『2%』というではないか。いやいやいや~~低っっっ!!!!!!
週3~4でウイスキーをロックで嗜(たしな)む記者のような人間であれば、もはやアルコールを感じないのではないかと思えるレベルだ。しかし、このあたりも若者の支持を集める所以かもしれない。
次にとても良いなと感じたのが、カロリーの低さ。DOSEE(ドゥーシー)は100mlで13kcalだ。大切なことなのでもう一度言おう。13kcalですってよ……!!!!
ビールが大体100mlで40kcal前後あることを考えれば、驚異的な数字だ。購入したDOSEE1本が250mlなので、丸っと飲み干しても30kcal程度ってことになる。なんと健康的な(気がする)アルコールだろうか。素晴らしい!
・アルコールに弱い人でも飲むことができそう
気持ちが軽くなったところで、シークヮーサー・グレープフルーツ・アセロラの3種まとめて開栓だ。グラスに注いだところ、いずれもほぼ無色透明。
かすかにシークヮーサーが緑がかっているが、気にしなければわからない程度だ。こちらもサトウキビ由来のアルコールをベースに炭酸、そして沖縄県産のハーブをミックスして作っている模様。
香りはスッキリさわやか、飲んでみると後味もさわやか。そして、やはり「水かな?」と思うほど、アルコールらしさはない(※個人差は大いにあります)
1本グビっと飲み干し、2本目を飲み進めたところでようやく酔いの片鱗をつかみ取った次第である。
アルコール入り炭酸飲料という看板の通り、コンビニ等で購入できる香り付き炭酸水に少量のアルコールが入っているような味わいだ。酒に強い人であれば、仕事しながらでも飲めてしまいそうで、ある意味危険。
なんにせよ気分をリフレッシュしたい時に、活躍しそうな予感がするぞ。また、アルコールに弱いけれど たまにはちょっと飲んでみたい、という人にも需要がありそうだ。
ふむふむ。これが噂の、アルコール入り炭酸飲料“ハードセルツァー” か。飲兵衛としては正直、物足りなさは否めない。しかし、酒と酒の合間に挟む酒として非常にアリだと感じた。
痒いところに手が届くドリンクなため、今後日本でもブレイクする予感はしている。もし見かけることがあれば、皆さんも飲んでみるといいだろう。なんてったって、カロリーが激低だからな!
参考リンク:オリオンビール DOSEE(ドゥーシー)
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼オリオンビールがいち早くハードセルツァーの販売を開始
本日、琉球新報に出ちゃいましたが・・・
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そうです、#ハードセルツァー 発売します‼️
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缶で発売するのは、多分【日本初】じゃないかしら?
今、全米で話題沸騰のビールでもない、チューハイでもない、新しいお酒!沖縄から始まります。ご期待あれ♪ pic.twitter.com/CNpEBLI0hF— オリオンビール[公式] (@orionbeer_info) January 26, 2021
▼アルコール度数が低っっっくい!!
▼カロリーも低っっっっっっくい!!!!
▼これはこれでアリな気がします