ロケットニュース24

銀座デリーの「カシミールカレー」はレトルトでも辛いのか → 食べてみた結果…

2021年4月25日

ある時期、記者は「銀座デリー」に足しげく通っていた。メニューにあるもの、いずれも美味しいのだが、ガツンとした辛さが特徴のカシミールカレーが特に好きだったのだ。

ここ数年はそうした機会もなく、懐かしんでいた時にオンラインショップを発見。例のカシミールカレーも手に入るようで、すぐさま注文だ。あの辛さはレトルトでも健在なのだろうか。確かめてみるとしよう。

・早い段階からテイクアウト用カレーソースを販売

銀座デリーは1956年創業で、テイクアウト用のカレーソースは1972年から販売していたらしい。随分と早い段階から、店外で銀座デリーの味を楽しむ方法を開拓していたんだなと感心する。

紆余曲折あって今の商品に到っているのだろう。オンラインショップでは数種類の、そして1パック当たりの量も幅広く展開されている。記者は、カシミールカレー350g(税込710円・送料別)を購入した。

・店の味でした

届いたカシミールカレーの説明書きを読んでみると……ふむふむ、この商品は あくまでもカレー “ソース” であり、具材は一切入っていない。より、カレーソースの風味を生かすための試みなのだとか。

そうとなれば、鶏肉をチャチャッと炒めてソースを投入だ。カシミールカレーと言えばジャガイモなのだが、この日は家に買い置きがなかったので断念。

そんなこんなでコトコト火を通していると、懐かしきカシミールカレーの姿がよみがえってくる。そうそう、こんな感じだったな……! 皿に白米を盛り、いざ実食だ。

若干ドキドキしながら口に運ぶと、ズズンとした辛さが口いっぱいに広がる。はじめは「意外と優しい辛さだな」と思うものの、食べ終わるころにはジワッと汗をかく。うむ、これだな! 鼻をガツンと殴ってくる感じ!

間違いなく店でよく食べていた、あの味だ。この刺激がたまらないんだよなあ、と思いながらあっという間に食べ終えてしまった。相変わらず、クセになり過ぎる味である。

レトルトでも、ここまで店の味を再現できるとはさすが。店内にとどまらずあらゆるシーンにおいて、その味を楽しめる方法を模索してきた銀座デリーならではだ。

銀座デリーの味が恋しいと思っている人に、胸を張って紹介できるこちらの商品。銀座デリったことがない人も、これを機に試してみては如何だろうか。特にカシミールカレーがオススメだぞ。

参考リンク:デリーオンラインショップ
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼銀座デリーのカレーのレトルトが販売されている

▼具は入っていないので、自分で入れよう

▼ジワッと汗が出る辛さ! そこが良い!! 

▼オニオンスパイスピクルスを作れるパウダーもオススメです

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