スタバやドトールも良いけれど、落ち着いた雰囲気のある上島珈琲店を愛する人は多いだろう。椅子がソファなのがとても良い。まさに大人の喫茶店である。
毎年、上島珈琲店でも福袋が販売されているのだが、2021年の「HAPPY BAG A(3500円)」を購入してみたところ、2020年よりもパワーアップしているように感じた。あら小粋! そんな2021年福袋の中身を大公開したい。
・【上島珈琲店「HAPPY BAG A(3500円)」の中身】
・トートバッグ
・スペシャルブレンド[福徳円満]200g
・スペシャルブレンド[笑門来福]200g
・エチオピアモカ[一期一会]200g
・オリジナルブックカバー
・ドリンク引換券×3枚
と、最安だけあり非常にシンプルな内容。ともすれば地味にも見えてしまうが、実は、2020年のHAPPY BAGでは「500円まで」だったドリンクチケットが、RサイズならどれでもOKになっている。
つまり、憧れの「生チョコレートのミルク珈琲(R560円)」はもちろんのこと、12月22日からスタートした「ラムレーズンミルク珈琲(R640円)」みたいなセレブの飲み物もチケットのみで飲めてしまうのだ。
500円割引だと、500円以下に使うのはもったいなく感じる。かと言って、500円以上のものに使ってプラスで払うのもなんだか癪だ。差額が出ないって素晴らしい。
・グッズに見る「らしさ」
これだけでもパワーアップしているように感じたが、個人的に胸キュンだったのは、オリジナルブックカバーである。文庫サイズの布のブックカバーがちょっとだけハイソな雰囲気を漂わせつつも、ロゴが小さくお洒落なので使い勝手も良い。紐のしおりがカバーについているのも読書家からすると嬉しいところだろう。
上島珈琲店では本を読んでいる人をよく見かけるので、ファンには刺さるのではないだろうか。2020年は最安福袋のグッズがマグカップだったが、より「らしさ」が感じられるグッズになったと言える。
・店頭販売はあるのか?
予約販売だった今年の上島珈琲店福袋。予約は12月1日から25日まで店頭で受け付けており、予約者が26日から購入できるスタイルだった。
とは言え、予約していない者はもう買えないのかと言うと、どうやらそうと決まったわけではないらしい。店員さんに聞いてみたところ、「予約で在庫が売り切れなかった店は店頭で販売する可能性がある」のだとか。
ただし、私(中澤)が購入した店舗は予約で完売していたため、他の店が何日から販売するかなどの情報については、個別の判断で分からないそうだ。店によって、この先のことは未定というのが現状のようである。
したがって、もし、本記事を見て欲しくなった方や「忘れてたー!」という人は、新年にワンチャン近所の上島珈琲店に行ってみたら買えるかもしれない。個人的に、今年の上島珈琲店の福袋は当たりだと思った。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
こちらもどうぞ! → 「2021年福袋特集」