ロケットニュース24

【最強レシピ】ドレッシングの文化がなかった「我が家流サラダ」の食べ方

2020年12月23日

幼い頃は別に何とも思わなくても、大人になって振り返ると「アレってうちだけだったのかな?」なんてことはよくある。中でも食事にまつわる「我が家ルール」は、今なお気付いていないことも意外と多いのではないだろうか?

思い返せば私、P.K.サンジュンの家もおかしな点はいくつかあったが、その1つが「サラダ」である。大人になって気付いたことであるが、我が家には「ドレッシング」の文化が存在しなかった。これって……変なのだろうか?

・ドレッシングが無かった

まず断っておくと、幼いながらもドレッシングの存在は流石に知っていた。ただし、ドレッシングは「レストランでサラダにかけるもの」や「買ってきたサラダにかけるもの」として認識しており、家の冷蔵庫にドレッシングが入っていた記憶は1度もない。

大きくなり、よその家でサラダをいただく際、当たり前のようにテーブルの上にドレッシングが並べられていた時の衝撃たるや……! 後々になって知ったことだが、サラダはドレッシングを後がけして食べる家の方が多い……っぽい。

とはいえ、我が家の食卓にもサラダは結構な頻度で登場していた。どういうことかというと、食卓に出てくるときには既に味が付いたサラダだったのである。無論、料理を作ってくれたのは当時専業主婦だった今は亡き私の母だ。

当時にしては珍しく、母はオーガニック思考の人で、なぜか我が家は「玄米」や「胚芽米」が導入されていた時期があった。今では美味しく感じる玄米も、まだ子供だった私には単なる罰ゲーム。「なぜうちは白米じゃないのか?」と幼心に思ったものである。

・母の嫌がった説が濃厚

で、うちにドレッシングの文化がなかったのは、おそらく母が嫌がったのであろう。中1までマクドナルドではフィレオフィッシュとポテトしか食べさせてもらえなかった家である。母が「添加物とかを嫌がった説」が最も濃厚だ。

さて、そんな母が作ってくれたサラダはやや形を変え、今でも私の中でサラダといえばコレ一択。一応、冷蔵庫にドレッシングは入っているものの、家で食べるサラダの9割は母流の味付けをしている。

・我が家流サラダのレシピ

【材料】
生野菜: 適量
オリーブオイル: 適量
すし酢: 適量
塩: 適量
コショウ: 適量

【作り方】
1: 適当な大きさにカットした生野菜をボウルに入れる。


2: オリーブオイルを一回し。


3: 塩少々と多めのコショウを投入。


4: すし酢を一回し。


5: さっくり和えて器にうつす。


全て適量で申し訳ないのだが、適量としか言いようがないので仕方がない。注意すべきは塩の量で、このサラダは塩が多いとリカバリーできない料理である。慣れないうちは塩は少なめから始めた方がいいだろう。

昔とやや変わったのは、あの頃はほとんど売っていかなった「オリーブオイル」で、当時の母は「サラダ油」を使用していた。「油・酢・塩・コショウ」は多くのドレッシングの基本材料なので、要するに母はドレッシングを毎度自分で作っていたことになる。

・どんな野菜でもOK

このレシピの優秀なところは、野菜の種類を選ばないところ。代表的な「レタス・きゅうり・トマト・玉ねぎ」でもいいし、パクチーや春菊などもこの味付けで美味しくいただける。なんならやや分量は違うが、カルパッチョも同じ味付けでOKだ。

さらにアスパラやブロッコリー、いんげんなどの温野菜にも合うので、逆に我が家ではドレッシングがあっても結局この味付けになってしまう。基本的にシンプルな味付けなので、覚えておくと何かと重宝するレシピだ。

というわけで、慣れてると味付け自体は1分もかからないから、気になる方はぜひお試しいただきたい。本当にかなり万能だ。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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