『Go To Eat キャンペーン』というものが始まったらしい。その存在についてはニュースなどを通じて、ぼんやりと認識していた。しかし、である。例によって、記者が暮らす奈良県ではキャンペーンスタートと同時に……という訳にはいかなかった。

とは言え思いのほか早く、2020年10月23日より奈良県でもキャンペーンが開始した。やればできるやん~! いつもこの調子で頼むよ~~!! などと思いながら取り急ぎ、実際に利用してみることにした。

・ちょっとヤヤコシイ気がする

実は『Go To Eat キャンペーン』について、イマイチ理解していない記者。ぼんやりと、食事券のようなものを事前に購入するというイメージがある。実際に記者の周りの友人も、券を購入すると言っていた。

しかしニュースではポイント云々が問題になっていた気がする。券でもポイントが付くのだろうか。よくわからん。わからんので農林水産省のサイトを今一度、ちゃんと読んでみることにしよう。


ふむふむふむ……? どうやら飲食店情報を集めたウェブサイトから予約をする方法と、プレミアム付食事券を買う方法の2パターンあるらしい。今さらかよと思われるかもしれないが、自分の身に降りかからないとナカナカな。

まあ要するにサイトから予約をすると、ポイントが付く分お得ということか。券は事前予約が必要だが、1セットに付き1000円分お得なようだ。ヤヤコシイなぁ、どちらか一方にしてくれよと思ったのはココだけの話である。


・考えることが多い気がする

もしかして、外部サイトを通じるよりも食事券を使ったほうが地元に還元できたりするのだろうか。念のため、その辺のことを『奈良Go To Eat』の担当者に問い合わせて聞いてみた。

すると「サイトから予約してポイントが貯まり、かつ券も使うことができる店が一部あります。お客様的にはその方法が一番お得かと」とのこと。なるほど仰る通りなのだろうが、ポイントと券とそれぞれ期限などもあるし、考えることが多いような気もする。


・ちょっとリッチな店に行きたくなる

自身の使いやすい方、もしくは両方使えということなのだろう。なにはさて置き、百聞は一見に如かずである。プレミアム付食事券を手に入れ、使ってみることにしよう。ネットでポチっと予約した券を、ファミリーマートで発行。近くにファミマがあれば良いが、そうでなければ些(いささ)か面倒だ。

記者の場合は比較的スムーズに券を落手。その勢いのまま、かねてより行きたいと思っていた焼肉屋を予約する。券は1回につき何枚でも使えるので、普段は気軽にいけないちょっとお高めの店に行ってみようという気になるのだ。

あとはもう店に行き、美味しいご飯を食べるだけだ。支払い時に持参した食事券を渡せば完了。サービスが開始したばかりで店側も一瞬戸惑った風ではあったが、それでもスムーズに会計を済ますことができた。

なるほど、これが巷で噂の『Go To Eatキャンペーン』か。遅ればせながらようやく利用することができた。制度について知るところから始めなければならないので、多少厄介であるが一度システムを理解すれば便利であることには違いない。


記者のようにいつもはナカナカ行けない店に行くこともできるし、日ごろお世話になっている店で使うこともできる。ポイントなどを上手く使いこなせば、かなりお得であることも計り知れた。

もちろん地域や店によって、それぞれ細かな使い方の違いがある。そのため一概には言えないが、なんとなく使ってみた記者が抱いた感想はこんなところだ。もう少し落ち着いたころに、店側の意見も聞けたらな……なんて思っているぞ。

参考リンク:農林水産省Go To Eat キャンペーン
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.