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【検証】立喰い焼肉の元祖『治郎丸』で「1000円でおまかせ」と注文したらどうなるのか? 確かめてみた!!

2020年10月16日

近頃1人焼肉が流行っている。このブームの始まりは2014年にさかのぼると私(佐藤)は考える。その当時オープンした、立喰い焼肉「治郎丸」は焼肉業界に革命を起こした。立喰いで1人1台のロースター、そして注文は肉1切れずつ。まるで寿司屋のようなスタイルの注文方法は、かなり斬新だった。その立食い1人焼肉の元祖で、「1000円でおまかせ」と注文したら、どんなラインナップの肉に出会えるのか? たしかめてみた!

・常識を変えた

治郎丸は2014年7月に新宿・歌舞伎町に1号店が誕生した。それ以前の焼肉は皿盛りで提供されるのが普通で、いろいろな種類の肉を食べたいと思っても、 “少しずつたくさん” という選択肢はなかった。治郎丸の誕生によりその常識は破られ、1人焼肉も珍しいものではなくなり、今のブームへとつながっている。ちなみに治郎丸は現在、都内を中心に6店舗を展開している。


・1000円でおまかせ

注文は部位ごとに1枚ずつだ。もっとも安いのはガツ芯・テッポウなど1枚税別30円。高いものはミスジ・サーロインなど1枚税別300円となっている。A4・A5ランクの肉を使用しているが、立喰いにすることによって価格を抑えている。

今回は「肉を1000円でおまかせします」とお願いした。すると「ホルモン系を中心にしますか? 肉を中心にしますか? それによって内容はかなり変わってきますけど」と尋ねられた。欲張りな私は「両方バランスよく」と頼んでしまった。この選択は失敗だったことをあらかじめお伝えしておこう。


・はたしてその内容は?

さて、さっそく焼肉スタート。まずはテッポウとマルチョウ、2切れずつ出て来たが、価格は1切れ分である。


ロースターに肉を並べる時には、真ん中に置いた方がキレイに焼けるそうだ。


続いてタン元とハラミ。タン元は塩で下味がついているので、焼いたらそのまま食う。


タンもハラミも肉質が良く、1枚食べれば幸せな気分を味わうことができる。2枚3枚と続けて注文して食べたいところだが、今回は1000円縛りなので追加注文はガマン……


そして次にリブキャップ。リブカブリとも呼ばれる希少部位の1つで、サーロインに匹敵する高級部位なのだとか。


1度のたくさん食べるのもいいけど、1切れずつ味を確かめるように食べるのもいい。肉に集中できるというものだ。強いていえば。「治郎丸は焼肉を寿司にした」といっても良いだろう。この味わい方は完全に寿司だ。


ここで1000円分終了!

テッポウ 税別30円
マルチョウ 税別50円
タン元 税別190円
ハラミ 税別230円
リブキャップ 税別300円

合計880円、税込968円である。


正直食い足りない。しかし最初に私が「ホルモンと肉の両方をバランス良く」と欲張ったからこうなったのだ。「ホルモン中心に量を食べたい」と伝えれば、食い足りないということはなかっただろう。もしくは総額を1500円にして200円台の肉でまとめれば、もう少し満足度の高いラインナップを組めたのではないだろうか。

とにかく組み合わせは無限大なので、自分流の食べ方を見つける楽しさがある。セット内容が決まった1人焼肉もいいけど、自由度の高いもうワンランク上の1人焼肉を楽しみたいなら、治郎丸がオススメだ


・今回訪問した店舗の情報

店名 治郎丸新宿本店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-26-3 TC第29カブキビル1F
時間 11:00~翌5:00
定休日 なし

参照元:立喰い焼肉治郎丸
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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