ぶるんぶるんぶるん♪ はるちるがるとるぶるん♪ 大阪府出身・38歳である私(中澤)が小学生の頃、童謡の「ぶんぶんぶん」に “る” を入れて歌う遊びが流行った。誰が始めたのかは分からないが、気づけば周りはみんな歌っていて、スラスラ歌う友達を見て「スゲェ!」と思って真似したのを覚えている。
まさしく、何かが伝染していくように学校中に広がったあの歌。あれは私の周りだけの流行だったのだろうか? そこで編集部メンバーに替え歌を知っているか聞いてみた結果……
・各地域での流行
結論から言うと、流行は私の周りだけではなかった。まずは、編集部メンバーの答えを以下にズラーッとご紹介したい。
佐藤英典46歳(島根県)「流行ってないけど、中学校の時にやってるやつがいた」
じゅん35歳(静岡県)「今でも歌える」
P.K.サンジュン42歳(千葉県)「マジで聞いたことない。今初めて聞いた」
カワラノ40歳(和歌山県)「流行ってた。時期は記憶にないが、ひょっとしたら小学生より上かも」
和才雄一郎38歳(京都府)「流行ってない、少なくとも自分は知らない」
K.Masami32歳(福岡県)「知ってます」
Yoshio39歳(東京都)「全く知らない……」
御花畑マリコ37歳(長崎県)「知ってる! 小学校低学年のときに「ひなまつり」の替え歌と同じ時期に流行ってた。90年頃」
原田たかし36歳(福岡県)「知ってるけどめちゃ流行ったというワケではない」
田代大一郎34歳(福岡県)「知らない」
GO羽鳥41歳(東京都)「スゴイ! 何それー!! 最後まで行けるの!?」
砂子間正貫40歳(埼玉県)「知らない(正確には、うっすら知ってるんですけど、大人になってスナックのママから、話の流れで1度だけ教えてもらったことがあるって感じです)」
あひるねこ34歳(北海道)「聞いたことないです」
江川資具33歳(佐賀県)「中1で佐賀にいた時に「ぶるんぶるんぶるん」の部分だけ歌いながら腰を振ってる奴はいました。後半は初耳です。完全な下ネタで、流行ってはいなかったです。その前にいた埼玉や千葉、熊本では聞いたことありませんでした」
──佐藤英典46歳が中学の頃、私は小学校低学年くらいなので時系列的には合っている。逆に、同年代でも「この歌を知らない」とコメントしたのは以下の人たち。
・知らない勢
和才雄一郎38歳(京都府)「流行ってない、少なくとも自分は知らない」
Yoshio39歳(東京都)「全く知らない……」
GO羽鳥41歳(東京都)「スゴイ! 何それー!! 最後まで行けるの!?」
P.K.サンジュン42歳(千葉県)「マジで聞いたことない。今初めて聞いた」
砂子間正貫40歳(埼玉県)「知らない(正確には、うっすら知ってるんですけど、大人になってスナックのママから、話の流れで1度だけ教えてもらったことがあるって感じです)」
──編集部の関東者は全員知らないという結果に。ちなみに、編集部外の同世代の他県出身者にも聞いてみたところ、回答は以下の通りだった。
・他県
福井県36歳「あった。流行ってはないですが、嫁もたまに歌ってます」
広島県38歳「いや、知らないなあ」
栃木県38歳「あったあった、懐かしい。一瞬だけ流行った」
愛知県40歳「知らんなー」
──どうやら、関東でも栃木県民は知っているようだ。福井県や海を挟んだ福岡県、佐賀県などでも知られていることを考えると、この時期に子供たちの間で一大ブームが起こったものと推測できる。私が小学校低学年の頃だから1990年から92年くらいか。
まだインターネットがそこまで一般的ではなかった時代。ネット普及以前のバズと言っても過言ではなかったあの現象は、どこから始まってどこから伝わって来たのか。もし、何かご存知の方がいれば、問い合わせフォームからご連絡いただけると幸いだ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.