ロケットニュース24

【ゴキブリQ&Aあり】編集部オフィスを「ゴキブリ駆除のプロ」に点検してもらった結果…!

2020年9月10日

8月も終わり、夏も終わりつつあるから、もうゴキブリは出てこない……と油断していた皆さん、残念でした! ゴキブリ出現のピークは7月、8月は無論のこと、実は9月もシーズンまっただ中であるという。ゴキブリ駆除のプロに聞いたので間違いない。

ということで今回お伝えしたいテーマは、ずばりゴキブリ。ひょんなことから百戦錬磨のゴキブリ駆除のプロ『ゴキプロ』の保田(やすだ)店長が編集部のオフィスに来てくれたので、ゴキブリがいるかどうか確認してもらいつつ、いろんなことを聞いてみたぞ〜٩( ᐛ )و

・※しばらくモロな画像は出てこないので、ゴキブリ嫌いな人も安心してお読みください

まず編集部の会議室に入ったゴキプロの保田店長は、キッチン付近をキョロキョロし始めた。そして、「あれ?」とつぶやいたかと思うと、電光石火のスピードで……

キッチン棚の下に隠されていたゴキブリホイホイを発見。ちなみにコレ、誰が仕掛けたのかも、いつごろから置いてあるのかも、すべてが不明の謎ホイホイ。どうするのかと思いきや……


あまりにもショッキングな展開のため後半に続く!


そう、この先の展開、かなり衝撃的かつ精神的ショックもデカいと思うので、とりあえず先にゴキプロさんとの一問一答をお伝えしたい。ある程度のゴキブリ(虫)耐性がある人のみ、後半に進んでもらえればと思う。


ちなみに……


今回の取材に協力してくれたゴキプロさんは、生活関連のサービスを中心としたサービスに関する日本最大級のインターネット商店街『くらしのマーケット』に出店中。

同サイトには、ゴキブリ駆除以外にも、ハウスクリーニングや家事代行、家電の取り付けにリフォーム……などなど、200以上のカテゴリの出張・訪問サービスが網羅されており、累計出店登録店舗数は4万以上!

口コミや料金で比較し、オンライン予約することが可能なので、何か困ったことがあったら『くらしのマーケット』を要チェック! なお、ゴキプロさんへの予約や料金は「ゴキプロさんのページ」を参照のこと。


それでは、ゴキブリQ&A、行ってみよう!


【ゴキブリ駆除のプロに聞いてみた!】


Q:ゴキブリがよく出る時期(繁忙期)はいつですか?
A:だいたい4月中旬から増えてきて、7月8月9月がピークです。また、去年と今年は梅雨が長かったせいか、多い傾向にあります。


Q:ゴキブリがよく出る場所はどこですか?
A:地域で言うなら東京は多いです。家の中の場所ですと、だいたい水回りが多いですね。


Q:階によって出現する確率は変わりますか?
A:どの階にもいるといえばいますが、やはり1階、2階は多いです。3階になるとグッと減って、上に行くにしたがって減っていく傾向にあります。


Q:ゴキブリはどこからやってくるのですか?
A:いろんなところから……としか言いようがないですね。飛んでくるし、登ってくるし。靴の中に忍び込んで入ってくるなんてケースもあります。


Q:どんな対策をすれば良いですか?
A:とにかく侵入経路をふさぐことです。窓が空いていたら当然ながら入ってきますし。あとは清潔にしておくこと。


Q:どんな方法で駆除をするのですか?
A:現場や状況にもよりますが、「侵入経路を塞ぐ → 薬剤を噴霧」が基本の流れです。即効性のモノではなく、人体には影響のない遅効性(ちこうせい)のモノを使います。


Q:黒くてデカいやつ(クロゴキブリのオス)は、よく「外から来たやつ」と言われますが、そう判断しても大丈夫ですか?
A:はい。だいたいクロゴキブリは外からです。逆に、小さくて茶色いチャバネゴキブリは住み着いている可能性が高いです。


Q:当編集部では、2年に1回くらいデカいクロゴキブリが出現するのですが、それについてはどう判断されますか?
A:話を聞けば、よく窓を開けているとのことですし、そもそも窓に網戸もない。場所的にも繁華街ですし、これではクロゴキブリが入ってきて当然です。2年に1度くらいなら、致し方ないとは思います。


Q:よく言われる「1匹見たら100匹いると思え」は本当ですか?
A:チャバネゴキブリならあり得ます。


Q:今までで一番ヤバかった現場ってどんな感じでしたか?
A:チャバネゴキブリが1000匹以上いるような家がありました。お店とかではなく、普通の家です。どんどん増えてしまったのでしょうね。


Q:もしも家にチャバネゴキブリがいたらどう判断・対処すべきですか?
A:チャバネゴキブリは、放っておいたらどんどん繁殖します。それこそ1000匹いた家のようになる可能性もゼロではないです。チャバネゴキブリの場合は、プロに相談したほうが良いかと思います。


Q:プロに相談する際、気をつけるべきことはありますか?
A:可能であれば、ゴキブリを駆除した時、死骸を取っておいてもらえると助かります。言葉や記憶だけの証言や、写真での状況伝聞だと、どうしてもズレが生じます。ズレたまま作業しても意味がない。しかし死骸を見れば、プロなら何をどうするべきか的確に判断できるので。


──とにもかくにも、デカくて黒い「クロ」はさておき、小さくて茶色い「チャバネ」が出たら危険信号。編集部の会議室に放置されていたゴキブリホイホイの中には、一体何が入っていたのだろうか……?

その答えは、クロでもないし、チャバネでもない。ゴキプロ保田店長でさえ「こんなケースは初めて」とビックリ仰天の、まさかの生き物が捕らえられていたのである! 耐性のある人だけ、次ページへGO!


参考リンク:くらしのマーケットゴキプロ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

「ゴキブリ駆除のプロ」に編集部オフィスを診てもらった結果、まさかの展開に現場はパニック! いろんな質問もしてみたヨ!!(その2)

キッチン棚の下に隠されていたゴキブリホイホイを発見したゴキプロ保田店長は、何の躊躇(ちゅうちょ)もなく……


パカリと開き……


な、なんかたくさんかかってる〜!


しかし……


保田「んんっ? なんだこりゃ!?


そこに捕らわれていた生物は、クロでもなければチャバネでもない。そもそもゴキブリでもないけど、ゴキブリと同じような色をしているヌメヌメテカテカした……

大量のハサミムシが捕獲されていたのである!

パッと見で数えるだけでも10匹以上。ゴキプロ保田店長によると、「赤ちゃんみたいな小さいヤツの中にもゴキブリらしき生物はいません」とのことであった。

一体なぜハサミムシが、こんなにも……! うろたえる取材班の横で、ゴキプロ保田店長も「こんなの初めてです (笑)」とビックリ仰天。

ちなみに、ゴキブリが生息しやすいシンク下も丹念に調べてもらったが、そこにいたのは……


やはりハサミムシだけだった……!

なんなんだ我が編集部の会議室。ゴキブリがいるよりはマシだけど、逆に謎が謎を呼ぶハサミムシの異常発生。しかしながら、その場にいた全員が「ハサミムシだから、ま、いっか」的なムードになり……

ついでに、会議室の隣にある「編集部室」のシンク下も見てもらうことになった。


すると……


あっ!


いました!

なんとそこには、まるで誰かが仕込んだかのごとく、チョコンと1匹、ゴキブリの死骸がひっくり返ったまま鎮座していた。そして、その場にいた全員が、なんだかよくわからないが「よかった〜」的に安堵した。

なぜならば、せっかくゴキブリ駆除のプロを呼んだのにハサミムシしかいなかった……なんて、あまりにも失礼(?)だからだ。そんな空気を読んだのか、小さいながらも1匹のゴキブリが死んでいてくれて、どうにか面目は保たれたといった雰囲気になったのである。ありがとう、死んでいたゴキブリ!


・クロかチャバネか!?

しかし、ここで気になるのが、死んだゴキブリが「クロ」なのか「チャバネ」なのかということである。前ページを読んでもらえたら分かる通り、チャバネだったらマジ恐怖。でも、大きさ的にはチャバネなんだよなぁ……と思っていたら、ゴキプロ保田店長がジャッジを下した。


保田「クロです


よかった……! 通常、クロかシロならクロの方がヤバいけど、チャバネとクロならクロのほうがマシ。かくして今回のゴキブリ点検、結果は「小さいクロゴキブリがシンク下に1匹いただけ」で終わったのであった。めでたし、めでたし。

その後、ゴキプロ保田店長は、いちおう念のため「侵入経路を塞ぐ → 薬剤を噴霧」を速やかに敢行。きめ細やかかつテキパキとしたサービス内容を見て、「もうあと数年はゴキブリ出なさそうだな……」と安堵した取材班一同なのでありました。ただし、ハサミムシは除く!


<完>


参考リンク:くらしのマーケットゴキプロ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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