ロケットニュース24

【コンビニ限定】お湯を注ぐと “もんじゃ焼き” っぽくなる『ベビースターもんじゃ』が謎の中毒性 / お菓子と見せかけてこれは完全にビール

2020年7月29日

私(あひるねこ)には今、無性に食べたいものがある。もんじゃ焼きである。熱々ドロドロで、人によってはちょっと気色悪く見えるらしいあのB級グルメが、私は子供の頃からたまらなく好きなのだ。たぶん今年に入ってから一度も食べていない気がする。寂しい。

とそこへ、グッドタイミングすぎるニュースが飛び込んできたぞ。ベビースターでお馴染み「おやつカンパニー」が、即席もんじゃ焼き風お菓子『ベビースターもんじゃ』なる新商品を発売したというのだ。最高かよ……! ということで、さっそく試してみたい。

・ベビースターでもんじゃ焼き

2020年7月27日より全国のコンビニで発売となった『ベビースターもんじゃ(ピリ辛明太ソース味)』。メーカーによるとオープン価格とのことだが、私が購入した店舗では税抜160円で販売されていた。お菓子の棚かと思いきや、カップ麺の棚に置いてあったぞ。参考までに。



ベビースターと言えばもんじゃ焼きのトッピングとしても定番であるが、実はベビースターには『ぐるぐるもんじゃ』という商品が1996年から存在している。今回発売された『ベビースターもんじゃ』は、言わばそのカップ版なのだ。

・作り方

さて、それではこれが一体どんな商品なのかを実際に作りながら紹介していきたい。カップの中には麺とスープ、ふりかけが入っており、この麺というのはいつものベビースターチキン味である。でも、だからと言ってそのまま食べないでくれよな。今からもんじゃを作っていくのだ。



その1:まずカップに麺とスープを入れて、あらかじめ混ぜておく。


その2:お湯を注ぎ、スプーンなどで とろみがでるまでグルグルかき混ぜる。水でもいいって書いてあるけど、たぶんお湯で作った方がウマい。


その3:ふりかけをかけたら完成!


──言うほどもんじゃか……? という気もしなくもないルックスだが、このかぐわしいソースの香りはベビースター以上にもんじゃだ。まあ月島あたりのガチもんじゃとは比べられないけど、群馬出身の母曰く、昔は駄菓子屋で食べられていたことを考えると、このチープな佇まいもどこか趣がある。



・謎のウマさ

お湯によってパリポリ食感という羽をもがれてしまったベビースターだが、ピリ辛かつトロっとした明太ソースと絡まると、これがなかなかどうしてクセになるウマさだ。まさに謎の中毒性。目を閉じれば……うむ! 割ともんじゃが見えるぞ、割と!! あくまで “風” ではあるものの、もんじゃ気分は十分味わえるだろう。



だがしかし……一つ困った点もある。この『ベビースターもんじゃ』、いかにもお菓子な顔をしておいて、その正体は完全にビールのつまみなのだ。何ならもんじゃ本体よりもビール仕様ではないか? くっ、なんて厄介な……! こうなったら、今すぐビール飲まな……!! というワケで、私はこれにて失礼します、さようなら。

参考リンク:おやつカンパニー
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

モバイルバージョンを終了