先週末、近所のセブンイレブンに行ったら赤いカップ麺がハンパなく山積みになっていた。どうやら『蒙古タンメン中本』のようだが、発注ミスでもしたんか? ってくらい大量だったのでよく見てみると……いや、普通の『中本』じゃない! コ、コイツはたしか……!!
_人人人人_
> 北 極 <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄
そう、通常の『中本』よりも遥かに辛い伝説の激辛クレイジーモンスター『蒙古タンメン中本 北極ラーメン(税込213円)』が復活を果たしていたのだ。マジかよ、なんかもう見てるだけで唇が痛くなってきやがった……!
・待望の再販
過去に期間限定で販売されていた『北極ラーメン』。セブンイレブンのTwitterによると、2020年7月3日に再び発売されたようだ。これには全国の激辛マニアたちも歓喜である。さっそくフタを開けると……
やはり真っ赤な粉末で麺が見えない。通常の『中本』にはキャベツや豆腐がたっぷり入っているが、『北極』の場合はそういった余計なノイズを省き、辛さに火力を一点集中しているかのようだ。
お湯を注いで5分待ったら、これまた真っ赤な「極辛オイル」を加えてよく混ぜる。その結果……
非常に分かりやすい地獄が完成した。
・すでに辛い
この有無を言わせぬ威圧感……さすが『北極』である。湯気の時点でもはや辛いぞ。吸い込むと軽くむせるので、初体験の人は気を付けた方がいいだろう。そう、食べる前からすでに戦いは始まっているのだ。それではいただきます……。
かッッッッッッら!!!
・辛すぎる
痛い痛い痛い! 辛いっていうか痛い!! 麺とスープが唇に触れると、辛いわ熱いわで唇に刺すような痛みが走るのである。どういう食事やねん。お金を払ってこんな苦痛を味わっているのかと思うと虚しくなってくるが、それでも麺をすする箸が止まらないのが北極マジック。
決して辛いだけではなく、濃厚な味噌とニンニクの香りによって、食べれば食べるほどに食欲を掻き立てられるのだ。そう、旨みが辛さに負けていないのである。痛い! でも食べたい……!! どんなドS野郎でも、この時ばかりは超ド級のMに属性を変化せざるを得ないだろう。
とまあ冷静に書き連ねていますが、当の私(あひるねこ)はというと、先ほどから汗が止まらずシャワー直後のような状態になってしまっている。もはや修行。辛すぎてどうしても食べられないという人は、粉チーズを加えるとだいぶマイルドになるが、それでも辛いのであまり意味はない。
・危険なウマさ
なんだかんだで結局スープまで完飲してしまった。明らかな劇物の侵入に胃の辺りがザワザワしているのを感じるが、後悔はない。このハイリスク・ハイリターン感覚は通常の『中本』では味わえないだろう。食事にもスリルを求める人は(そんなヤツいるか?)ぜひ食べてみてほしい。
参考リンク:Twitter @711SEJ
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼燃えたろ?