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【冷食検証】炭水化物がドーン!! ニップンのトルコライスは「魅惑のプレート」のキャッチフレーズに恥じぬ欲張り仕様

2020年4月26日

「ドーン!!」とデカデカ書いてあるもんで喪黒福造(もぐろ ふくぞう)かと思った。何のことかというとスーパーで売っていた冷凍食品である。ニップンから販売されている「トルコライス」はとにかく強気で異彩を放っていたのだ。

商品のインパクトはメーカーにとって気合いの入れどころというのは分かる……よ〜く分かるが「魅惑のプレート」とある上に「ドーン!!」とくれば、それ相応の内容をしておかねばなるまい。これは……要チェックや!!

・炭水化物がドーン!!

お値段398円……冷食にしてはほんの少しばかり高めだが、気になったからには買うしかない。商品に書かれている文言をニップンに言わせてみれば「お客さんの目にとまらなかったら試合終了だよ」ってなところだろうか。

ちなみに内容量は420g。一般的なサイズより多めの部類だからオナカのスキマを埋めてくれそうだ。ひとまず袋から中身を取り出してみると……

炭水化物がドーンと入っていた。ナポリタン、とんかつ、カレーピラフの三銃士がカッチカチに凍った状態で入っている姿を目の当たりにすると食べる前から期待が膨らむ。

・即完成&満足サイズ

さてさて、それでは作っていくとしよう。作り方はいたって簡単で、フィルムをしたまま中身をレンチンするだけだ。何ら難しいことはなく、実際に500Wで7分加熱したら……

もう完成。カレーピラフの黄色といい、ナポリタンの赤、さらにデミグラスソースのかかったとんかつと鮮やかな色に食欲をそそられる。

まずはナポリタンからよく混ぜて食べてみたら程よい甘さが印象的だ。これは脳汁がドバドバ放出される……

ところまではいかないが、THEナポリタンといえる仕上がりで普通に美味しい。時折、ピーマンやタマネギのサクッとした食感も入ってきてイイ感じである。

続いてはデミグラスソースのかかった とんかつ を食べてみると、決して主張しすぎていないところがいい。程よい立ち位置にいて、いわゆる名脇役。ナポリタンとピラフの邪魔をすることなく、「縁の下の力持ち」的な仕事をしていた。冷凍食品だけにサクサクジューシーというわけにはいかないが、普通以上のクオリティと言っていいだろう。

そしてカレーピラフはピリッとした辛さで食が進む。辛いのが好きな人には物足りないかもしれないが、苦手な人でも大丈夫な仕様で万人受けするタイプだと感じた。

どちらかといえばアベレージで勝負していたニップンのトルコライス。そのアベレージがゆえに、あっちに行ったりこっちへ来たり……3方向に目移りしてしまうあたり「魅惑」なのだろう。たぶん。なお、同商品はもとからトレーがついているため、洗い物が面倒だという人にはありがたいはず。1人暮らしの人には重宝されそうだ。

参考リンク:ニップン「魅惑のプレート トルコライス」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.

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