やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! 今日もGOバトルリーグに励んでいるかな? お兄さんはランク9までは意外とアッサリ上がったんだけど、そこから10戦したら2勝8敗でド凹みしてるところだよ。みなさん……お強い!
それはさておき、現在GOバトルリーグはスーパーリーグのプレシーズン中だが、もう間もなく「ハイパーリーグ」のプレシーズンが2週間に渡り開催される。今回は来るべき開幕に向けて、トレーナーバトルの鬼オススメの「ハイパーリーグ用のバトルバーティ」をお知らせしたい。ズバリ、必見だ。
・育てないと戦えない
まずはお兄さんがGOバトルリーグを体験して感じたことを率直に述べさせていただきたい。たった一言で表すならば「勝つためには育てなきゃ話にならない」ということだ。CP1500近くのポケモンを適当に3体選んでも、1度勝つことはできても勝ち続けることは不可能に近い。
それはハイパーリーグでも当然同じハズ。現在のところ、お兄さんはハイパーリーグ用のポケモンに一切手を付けていないが「ちゃんと育てなきゃやべえな……」とはヒシヒシと感じている。そこで泣きついたのが「トレーナーバトルの鬼」ことAさんだ。
・ストイックな鬼
AさんはPVPに関するデータをタブレットで持ち歩くほどの “ド研究マニア” で、GOバトルリーグをハチャメチャ楽しんでいる。PVPは必ず録画し、負けたら必ず見返して反省してから次の戦いに挑むというトレーナーバトルの鬼。ストイックの方向性がおかしいだろ! エース級のピッチャーか!!
それはどうでもいいとして、鬼に話を聞いたところ「スーパーリーグ」と「ハイパーリーグ」では、やや雰囲気が違うらしい。活躍できるポケモンの種類などはさして変わらないとのことだが、簡単に言うとスーパーリーグよりは熱心なトレーナーが少ないという。
「スーパーリーグとハイパーリーグではトレーナーの熱意が違う気がします。とりあえずスーパーリーグの流れでプレイしているトレーナーが多いんじゃないでしょうか。ハイパーリーグの戦いを申し込むと断られることもちょいちょいありますね。
もしかしたらCPが2500まで上がる分、育成コストもかかりますし、ややハードルが高いのかもしれません。また、ハイパーリーグで活躍するポケモンには伝説のポケモンが入ってきます。伝説のポケモンのわざの解放はアメが100個かかりますし、そういう意味では課金しているか無課金かの違いが出てくるかと思います」
なる……ほど。鬼によれば今回ご紹介するパーティを1つ作って、とりあえず様子見するのも大アリだとか。ただハイパーリーグにはハイパーリーグの面白さがあるとのことなので、それに目覚めたら複数のポケモンを育ててみてもいいハズだ。
・ガチパを紹介
今回ご紹介するパーティはズバリ「ガチパ」である。鬼は「おそらく勝率が1番高いパーティで、1つしかパーティ作らないならこれがオススメです。何が来てもある程度広く受けられる組み合わせにしました」と教えてくれた。以下でご紹介しよう
・ギラティナ(アナザーフォルム)
「ギラティナはハイパーリーグ版のマリルリだと思って下さい。とにかくステータスが良く、ドラゴン / ゴーストタイプなので耐久性も抜群です。またノーマルアタックが “シャドークロー” なのが最高ですね。シャドークローはゲージがどんどん貯まるので回転も早いです。
スペシャルアタックはドラゴンクローが固定で、もう1枠を “かげうち” か “げんしのちから” にするといいでしょう。一体しか育てないなら “かげうち” がオススメです。スペシャルアタックそのものの威力は高くないんですが、とにかくギラティナは回転で勝負。シャドークローとドラゴンクローでゴリ押しできます。
ステータスの良さを目指すなら(能力の)下げ交換する必要がありますが、わざわざ下げる必要もないほど、そのまま育てても強いです。元々のCPが1900くらいはあるので、そこまでほしのすなはかかりません。ハイパーリーグでまず育てるべきポケモンの筆頭格です」
・レジスチル
「スーパーリーグで強いレジスチルはハイパーリーグでも強いです。元々のステータスもそうですし、やはりはがねタイプは耐性が多いので使い勝手がいいですね。わざはノーマルアタックがロックオン、スペシャルアタックは “ラスターカノン” と “きあいだま” で。これもスーパーリーグと同じです。
難点はCP2500まで育てるのにかなりのアメがかかることですね。特にスペシャルアタックの解放に必要なアメ100は大きい……。レジスチルのアメを大量に持っている人っておそらくあまりいないので、そこは難易度が高いですね。
レジスチルのベスト個体値は100ですが、あまりパーフェクトにこだわる必要はないと思います。キラ交換したレジスチルを育てるといいのではないでしょうか」
・カビゴン
「カビゴンはHPがメチャメチャ高く耐久性が抜群です。ただハイパーリーグでの役割はギラティナ対策としてですね。ノーマルタイプのカビゴンはゴーストわざに2重耐性を持っているので、ギラティナのシャドークローを無効化するといっても過言ではありません。
さらにノーマルアタックでゴーストわざの “したでなめる” が使えるので、ギラティナと対面した場合、こちらは削られないけど向こうは削れるのでグイグイ差がついていきます。もし自分がギラティナを使っている場合、カビゴンが出てきたらすぐに交代した方がいいでしょう。
ただし、スペシャルアタックはどれも決め手に欠けます。じめんわざの “じしん” もドラゴンわざの “げきりん” も強力なんですが、たまりが遅いんですよね。“のしかかり” はギラティナやレジスチルにはタイプ相性的にイマイチですが、とにかく回転が早くブラフに使えますので確定です。もう一つを “げきりん” にするとレジスチルと戦いづらくなるので “じしん” がオススメです」
先述のように、今回紹介したパーティは「もっとも勝率が高いと思われるパーティ」である。ハイパーリーグにそこまで興味がない場合でも、報酬のポケモンが欲しいトレーナーは、まずこの3体を育てておくといいハズだ。
・鬼からのメッセージ
ちなみに鬼は “下げ交換” について「特に伝説のポケモンはやる必要ないと思います。下げ交換はあくまで1日200体以上捕まえるガチ勢のやり込み要素にすぎず、それよりも立ち回りの方が遥かに大切です」と話してくれた。なので何が何でも下げ交換する必要はないようだ。
もう1つ、鬼から「みなさんにぜひとも伝えたいメッセージ」を預かった。それは「負けを恐れないで欲しいです。負けないと強くなれないので、たくさん負けて、たくさん強くなって、たくさん勝ってください」というものである。
勝つと嬉しいPVPだが、負けると相当悔しいこともまた事実。だがしかし、負けても別に死にはしないし、ただ悔しいだけである。負けることを恐れてプレイしないのが1番もったいない。とにかく負けを恐れずに毎日ガンガンGOバトルリーグに挑もう。涙の数だけ強くなれるよ……!
やや話は逸れたが、今回ご紹介した3体だけでも育成しておけば、ハイパーリーグが開幕しても「手も足も出ない状態」にはならないハズだ。あとは立ち向かう勇気……! もう1度言おう、涙の数だけ強くなれるよ……!! それではトレーナー諸君の健闘を祈る!
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:c2017 Niantic, Inc. c2017 Pokemon. c1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)
▼ギラティナ(アナザーフォルム)の良個体値。
ギラティナアナザー、ハイパーリーグ用の良個体値。 #トレーナーバトルの鬼 pic.twitter.com/PU4Lc4KCVl
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▼レジスチルの良個体値。
レジスチル、ハイパーリーグ用の良個体値。 #トレーナーバトルの鬼 pic.twitter.com/KJHbqvrJJZ
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▼カビゴンの良個体値。
カビゴン、ハイパーリーグ用の良個体値。#トレーナーバトルの鬼 pic.twitter.com/VyvnCvKfV7
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