ロケットニュース24

一蘭にはハリガネを超えた『超剛鉄麺』が存在する / さらに “中の人” から聞いた「替玉注文方法」を試したら替玉の概念が一変してしまった

2019年12月5日

「バリカタ」「ハリガネ」「粉落とし」など……福岡には数多くの “カタ麺” が存在する。なかでも最高峰の硬さと歯ごたえを楽しめるのが、人気とんこつラーメン店『一蘭』の西新店限定メニュー「剛鉄麺」だ。名前からして相当硬ぇだろ。

剛鉄麺の存在を知ったのはつい先日。実は、一蘭の “中の人” に「替玉の裏ワザ的注文方法」を聞いた際に限定メニューも教えてもらったのだ。というわけで今回は、剛鉄麺 & 替玉のちょっと変わった注文方法で、一蘭を味わい尽くしてきたでござる!

・剛鉄麺

やって来たのは、福岡市営地下鉄空港線・西新駅2番出口から歩いてスグの一蘭西新店。券売機を確認すると、定番の「創業以来麺」とは別に、店舗限定「剛鉄麺」の存在に気がつく。ほほう、これが例のやつだな……値段はどちらも同じで、ラーメン890円・替玉210円・半替玉150円って感じだ。

注文したのは、剛鉄麺の「ラーメン」とフツーの「替玉」。替玉は「基本のかたさ」でお願いした。ちなみに裏ワザはまだ披露していない。お好みの “かたさ” を選べばOKである。オーダー用紙の「超剛鉄」に丸をして店員さんに提出。ていうか超剛鉄……噛めるか不安な名前だぜ。

・超剛鉄麺

数分後、決闘の地である「味集中カウンター」にて超剛鉄と対面した。いつ見ても美しいスープに赤い秘伝のたれ……当たり前だがここまではいつもと変わらない。気になるのはスープに隠れた超剛鉄。よし、それでは西新店のみで食べられる一蘭最強のカタ麺をいただきます。ズズッ……

……なるほどたしかに。これまでの創業以来麺とは次元の違う硬さだが、全然イケる! ってか、さすがは一蘭。麺専属の職人が長い年月をかけて生みだしたのは、ほどよく芯が残っているカタウマ麺である。のど越しも抜群だ。決してギャグ路線ではなかった。

いや〜 “ハリガネ超え” なんて言うから、ポキポキ音が鳴るレベルの麺を想像していたが、ちゃんと美味しいじゃないか。安心したぞ。

そして、ほぼほぼ麺を食べ終えたタイミングでオーダーしたのが……冒頭でお伝えした「替玉」である!

・替玉は「だし多め」で注文

そもそも今回の取材は、一蘭の “中の人” から「ツウは替玉をそのまま食べる」という情報を教えてもらったのがきっかけ。聞けば、まずは麺本来の味をひとくち楽しんでからスープに浸すらしいのだ。

また、替玉を頼む際に「だし多め」で注文するのがポイントらしい。ってことで、だし多めでお願いしまーす!

いやなんというか、替玉をそのまま食べる発想はまったく無かった。もし友人が替玉を直食いしていたら「落ち着け」と伝えるだろう。しかし……ツウの食べ方となれば話は別だ。

・そのまま食べてみた

そんなわけで、教わったとおり「だし多めの替玉(基本麺)をそのまま食べてから、残りをスープに投入してフィニッシュ」という流れを試してみる。麺のかたさは自由。ただ、替玉は到着したらダッシュで食べるように。すぐにかたまるからな。

だしを混ぜてから麺をズズッとすすってみると……これがシンプルに美味しい! マジかよ。替玉の半分は麺そのままでもイケるだろう。なんなら替玉だけ単品で注文したいレベルの美味しさだが「替玉はラーメンのお代わりとしてスープに浸した状態が最も美味しくなるよう調整しているため、ラーメンと一緒に食べてください」とのことだった。まあ当然である。

というわけで今後は、剛鉄クラスのカタ麺を味わってからの替玉(だし多め)はダッシュで半分ほど直食い。んで、残りをスープと共にフィニッシュすれば完璧だろう。店舗限定の剛鉄麺とシンプルイズベストな替玉の味、機会があればぜひ味わってみてほしい。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 一蘭 西新店
住所 福岡県福岡市早良区西新5-1-6
時間 11:00~28:00
休日 年中無休

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼西新店のみで食べられる剛鉄麺!

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日本、〒814-0002 福岡県福岡市早良区西新5丁目1−6
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