2019年に入り、すでに18もの台風が発生している。その規模は様々だが、現在日本に接近中の19号「ハギビス」はどうやら今年最強レベルの台風になりそうな気配だ。心して聞いてくれ。
昨日2019年10月6日に南鳥島近海で発生した台風19号は、本日7日の正午をもっていよいよ「非常に強い」勢力へとクラスチェンジ。気象庁によると、さらにこの後「猛烈な」勢力にまで進化する見込みだという。三連休を前にやって来るぞ……! 最強が……ッ!!
・最高レベルが接近中
本日7日15時現在、マリアナ諸島を時速約25kmで西北西に進んでいる台風19号。すでに中心気圧925hPa、中心付近の最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/sという「非常に強い」勢力となっているが、その勢いは今後さらに加速していくようだ。
気象庁によれば、19号は明日8日の3時頃には「猛烈な」勢力へと変わり、予想される中心気圧はなんと905hPa(!)。中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は85m/sとなっている。台風の強さは3つの階級に分かれているのだが、「猛烈な」はその中でも最強クラスだ。
もし予想通りになれば、今年日本に近付く台風の中ではもっとも強い勢力になると tenki.jpは警戒を呼び掛けているぞ。
・列島接近、直撃もあるか?
さて、気になる進路についてだが、気象庁によれば11日頃に大東島地方へと接近。その後、日本の南で次第に北よりに進路を変え、暴風域を伴って12日から13日にかけて本州、四国、九州に接近する恐れがあるという。10日15時の時点で予想勢力が「非常に強い」に下がっているとは言え、決して油断できない状況である。
このままの進路だと三連休に影響を及ぼす可能性も十分あり得るが、現時点では予想に関してまだ不確定なことも多い。各自、今後の最新情報に注意を払っていただきたい。
参照元:気象庁、tenki.jp
執筆:お天気観測者・あひるねこ