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スープからトッピングに至るまで鴨尽くし! 鴨肉卸会社プロデュースのラーメン屋「鴨LABO」が想像を超えてくるクオリティだった件 / 京都ラーメン巡り

2019年9月26日

京都の美味しいラーメン屋を食べ歩く「京都ラーメン巡り」。今回は、スープからトッピングに至るまで鴨尽くしの一杯を味わえるお店「鴨LABO」をご紹介しよう。

鴨肉の卸会社がプロデュースしたという、こちらのお店。当初、ちょっと変わったラーメン屋だな〜一度行ってみるかな〜と軽い気持ちで訪問したのだが、まさかの一杯が出てきたのだった。

・ラーメン屋とは思えぬ佇まい

今回紹介するラーメン屋「鴨LABO」は、鴨肉の卸売を営む株式会社GRACEがプロデュースしたお店。「敷居の高いイメージのある鴨肉を、より多くの人に味わってもらいたい」との思いから、会社の敷地内にラーメン屋をオープンしたそうだ。

本業が卸売なせいか、傍から見るとラーメン屋だとは思えない外観。「鴨ラーメン」と書かれた旗が立っていなければスルーしてしまいそうだ。

にもかかわらず、開店時間になると結構なペースでお客さんが吸い込まれていく。オープンしたのは今年の5月ということだが、既に一定の支持を得ているようだ。これは期待できそう……?

・ごめんなさい

スープは塩と醤油から選べる。より鴨の旨味をダイレクトに味わえるのは塩とのことだったので、鴨塩ラーメンをチョイス。それとサイドメニューの鴨チャーハンを注文した。お値段はセット価格で890円だ。

まずは、やはりスープから。

一口飲んで次は麺を……とテンポ良く食レポを進めていきたい筆者の思いとは裏腹に、レンゲを持つ手が止まらない。このスープ、めちゃくちゃ美味いわ。

塩ラーメンなので口当たりはあくまで優しいのだが、あい鴨のダシがスープに上手く溶け込んでいる。そう、鴨肉がトッピングされているだけでなく、スープにも鴨が使われているのだ。アッサリだけど、独特のコクがある。これは普通の鶏ガラでは出ない味わいなのでは。

そして当然ながら鴨チャーシューも美味い。鴨肉ならではの弾力ある食感が魅力だ。身に詰まった肉汁が口の中で弾ける。麺とスープの相性も良いし、ホントに言うことがない。

正直に告白すると、取材前はラーメンとしての完成度は期待していなかった。いかにトッピングの鴨肉の味を伝えられるかが勝負だと思っていたからだ。しかし、実物を味わってみるとどうだろう。ごめんなさい、めちゃめちゃ美味しい塩ラーメンです……。

・鴨チャーハンもGOOD

また、サイドメニューの鴨チャーハンについても触れておこう。

ラーメン屋のチャーハンは、刻んだチャーシューが入っているのが一般的である。だいたい細切れサイズなので、そんなにチャーシューの存在を感じることはないと思う。一般的には。

ただ前述のとおり、鴨肉は弾力が特徴。たとえ小さくカットされてチャーハンに混じっていても、しっかりと主張してくる。見た目は普通のチャーハンだが、食べてみると鴨の存在感に驚くぞ。こちらもオススメだ!

お客さんが次々と訪れるのも納得の「鴨LABO」。想像を超えてくるクオリティだったので、気になる方は足を運んでみてはいかがだろう。名前こそLABO(研究所)だが、きっと満足の一杯を味わえるはずだ。

・今回紹介したお店の情報

店名 鴨LABO
住所 京都市南区上鳥羽卯ノ花45
時間 月~水 : 11時30分~14時 木~金 : 11時30分~14時、18時~22時 土 : 11時30分~22時
休日 日祝

Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.

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▼鴨の旨味を堪能すべし

▼お店は目立たない外観だが、国道1号線から近くアクセスは悪くない。駐車場もあるぞ

▼ラーメン屋の隣に鴨肉の直売所も

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日本、〒601-8141 京都府京都市南区上鳥羽卯ノ花45
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