ロケットニュース24

日本刀の原料・玉鋼が食べられる!? 見た目がまんま鋼な「玉鋼ビスコッティ」を食べてみた! 刃物の町・岐阜県関市

2019年9月2日

「玉鋼(たまはがね)」とは日本刀の原料となる良質な鋼、つまりは金属だ。見た目はやや黒っぽくゴツゴツとしていて、物によっては若干キラキラする程度の、そこらに落ちていそうな石にも見える。そんな玉鋼のビジュアルをなぜか、限りなく追求してしまった食べ物を発見した……。

まるで本当に鋼のかたまり・玉鋼のような衝撃的ビジュアルの「玉鋼ビスコッティ」。刃物の町・岐阜県関市で「日本刀アイス」に続いて生み出された新名物のようで、あまりにリアルすぎて食べようという気が起きない……と思いきや、実は素材にこだわりまくった本格派スイーツらしい。本当か……? ということで、勇気を出して食べてみた!

・ギャップが半端ない「玉鋼ビスコッティ」

「玉鋼ビスコッティ(税込850円)」は関市の新しい名物として生み出され、同市内では3カ所でのみ販売されているレア食品。ちなみに筆者は「日本刀アイス」とともに関牛乳で購入した。

関牛乳の売り場には、本物の「玉鋼」が展示してある。ゲーム内のアイテムなどとして名前を知っている人もいるかもしれないが、実物を見たことがある人は少ないのではないだろうか。

さっそくパッケージを開けて「玉鋼ビスコッティ」とご対面。おお〜、なんだか石、いや玉鋼っぽい気が。

いただくためにお皿へ乗せてみると……玉鋼が大集合しているみたいだ! 「日本刀アイス」と同じく関の刀匠、二十六代・藤原兼房氏が監修しているだけある。でもリアル過ぎて、食べるのに勇気がいる……!

本物の玉鋼と見比べてみると、色合いや形だけでなく、まぶしたお砂糖で玉鋼のキラキラ感までもリアルに再現していることが分かる。

ちなみに、玉鋼の不規則で不揃いな形を再現するため「玉鋼ビスコッティ」は手作りにこだわっているのだそう。こだわりようが凄い。リアル過ぎて食べづらいが、勇気を出して……いただきます!

お、美味しい……! 噛みしめるまでは「本当に鋼のかたまりだったらどうしよう」と思っていたが、噛むと軽やかに砕け、噛みしめるごとにまろやかな甘みが口に広がっていく。しかも、サクサクとした食感から、なんだかまったりとした噛み心地になっていく。不思議に思って原材料を見てみると……

米粉が使われていた。まったりとした食感に変化するのはそのせいか。しかし、ただの米粉ではなかった。幻の米とも言われている、岐阜県(関市)産の「ハツシモ」の米粉だったのだ! 「ハツシモ」は岐阜県外でほとんど栽培・販売されることのないブランド米で、冷めても美味しいと評判のお米。素材にこだわっているというだけある〜!

リアルすぎる見た目には驚いたが、出オチでは終わらない。「玉鋼ビスコッティ」は見た目だけでなく味にもこだわった、実力派新名物だった。

・2カ所のみだが県外でも買える

関市の新名物として誕生した「玉鋼ビスコッティ」だが、同市内3カ所の他、岐阜県外でもイベントで特別に販売されたり、刀剣関係の博物館などでも販売されているようだ。

2019年8月26日現在では、公式HPに載っている関市内3カ所のほか、東京の刀剣博物館と、富山の森記念秋水美術館でも購入できるそう。少しでも「玉鋼ビスコッティ」が気になった方にはぜひ、見た目と味のギャップを堪能していただきたい。

参照元:「玉鋼ビスコッティ」公式ページ、Twitter @katanaicecom
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼ギャップに驚いた。

モバイルバージョンを終了