暑いっ……! 暑すぎる!!
じめじめとした湿気と熱気のダブルパンチにノックアウト寸前だ。Tシャツですら着てられない! というわけで、ヌーディストビーチに行ってみた。ヒャッホー! 人類に服なんて必要ねェ!!
やって来たのはイギリスのブライトンだ。海沿いに遊園地やホテルが立ち並ぶイギリス有数の海浜リゾートである。そんな街の名を冠するブライトンビーチに行ってみると、広大なビーチに小石が積み重ねられた小高い山で区切られた場所を発見。
ナチュリストビーチ来た……!
ここが伝説のヌーディストビーチ!! こんな風に普通のビーチと区分けされているとは知らなかったが、考えてみればヌーディストは露出狂というわけではないので当然かもしれない。さすがイギリス、紳士的である。
それはさて置き、この壁から先に楽園が! はやる心を抑えつつ一歩一歩踏みしめる。そして、ついに山の頂上に到達。眼前に広がった浜辺には……
誰もいねェェェエエエ!!!!
それもそのはず、この日のブライトンは台風なみに風が強く、海が猛烈に荒れていたのである。歩いていると飛ばされるんじゃないかと思うレベル。爆発する波しぶきはまるで日本海のようだ。
なお、UBERの運転手いわく、「ここ1週間は凄く穏やかだったのに、この2日くらいの風は異常」とのこと。なんてこった……。
とは言え、私の目的は服の呪縛から解き放たれることである。人がいるとかいないとか、海が荒れているとかはマクロな視点で見ると全く関係ない。
むしろこの状況は私のヌーディストとしての心意気が試されていると言えるのではないか? 「本物のヌーディストかどうか」を見極めるためにヌーディス神が与えた試練なのではないか? ならば見るがいい私の生き様を。
これが俺のヌーディス道じゃーーーーーい!
寒ッ!!!!!!!
<完>
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼風強ッ!
▼看板の裏側はナチュリストに向けての文言が書かれている
▼広大なビーチ
▼ビーチの入り口の看板には「nudist beach」の文字
▼夜の海沿いも美しい
▼「芸術の街」と言われるブライトン。ストリートアートもスゴイ
▼ちなみに、ブライトンにはステーションピアノがある
これが噂の駅ピアノ…! 誰でも弾けるんかと思ってたら鍵ついてた pic.twitter.com/l4UfBkXkRC
— 中澤星児(ロケットニュース24) (@sorekara_jona) August 11, 2019