近年は健康志向が進み、ジム通いをする人も増えている。低糖質ダイエットの流れを受けて、糖質の摂取を抑えるメニューを提供するお店も少なくない。NHKで放送した『筋肉体操』が反響を呼び、マッチョに対する評価が飛躍的に高まっている。
そんなマッチョを育成するゲームアプリが存在した。その名も「マッチョ GO GO GO」である。キャラクターに筋トレを繰り返させ、理想のマッチョに仕上げるというもの。放っておくとずーっと筋トレをしている。これをゲームと言って良いのか? いいんです!
・最初からマッチョ
ゲームを端末にインストールすると、最初に利用規約が表示される。要約版を見てみると、さっそくマッチョだ。簡単に説明された規約の語尾が全部「マッチョ」。
ホーム画面に移ると、そこはまるでホームジム。筋トレに最低限必要な器具があり、細マッチョのキャラクターがパンツ一丁で立っている。まるで筋トレをしたくてウズウズしているように見える。
・無限に筋トレしている
それでは筋トレを始めよう。画面左下の力こぶのアイコンをタップすると、初期段階で挑戦可能な筋トレメニューが表示される。ゲームを進めたら、さらにチャレンジできるメニューが増えるようだ。
軽くカーフレイズ(ふくらはぎ周辺のトレーニング)をやってみると、キャラの動きがなかなかリアル。
次はプルアップ(懸垂)。キャラの動きはゆっくりだが、着実に1回1回をこなしている。
私(佐藤)はこの時、うっかりしていて細マッチョのキャラクターに筋トレをさせたままスマホを放ったらかし。約50分間放置してしまった結果、プルアップを1059回もさせていた。ごめん! 忘れてたよ。
これはかなりマッチョになったのでは? そう思ったのだが、1000回程度では身体に大きな変化は出ないらしい。
すぐに成果が見えないところも、現実と似ている。このゲーム、良くできてるわ~。
・キレてる!
そこそこ強化が進んだら、撮影モードでポーズを撮影してみよう。できるポーズもまた、初期の段階では限られている。ゲームを進めて新しいポーズゲットだぜッ!!
撮影モードでは背景の変更ができる。さらに掛け声をテキスト表示できるぞ! ボディビルのあの独特の掛け声だ!
テキストの位置や傾き、サイズの変更は可能だが、文字色は残念ながら変更できない。
自らの筋トレにいまいちやる気が出ないという方は、このゲームを試してみて欲しい。無心でトレーニングを続けるキャラに、きっと勇気をもらえるはずである。
参考リンク:マッチョGO GO GO「Google Play」、「iOS」
Report:佐藤英典
Screenshot:Google Play「マッチョGO GO GO」
▼ダンベルフライを5000回くらいやったけど……
▼そこまで劇的にマッチョにはならない。成果の出方は割と現実的だ