突然だが、皆さんはコンビニやスーパーで買い物するともらえるレジ袋ってどうしてるだろうか? 私(中澤)の場合は、溜めておいて小さいゴミ箱のゴミ袋代わりに使ったりしている。意外と便利なんだよね、レジ袋。
近頃は環境のことも考え、レジ袋をもらわない場合は安くなるといったスーパーも増えているが……ミニストップが一部店舗で「レジ袋有料化」の取り組みを開始しているためお伝えしたい。
・レジ袋有料化が開始した店舗
2019年6月24日から開始されたこの取り組み。対象の店舗は千葉のイオンタワー店とイオンタワーアネックス店の2店舗だ。ミニストップの発表によると、環境問題に配慮しての取り組みの模様。
まずは、前述の2店舗で「レジ袋の無料配布中止の実験」を行い、実験状況(オペレーション、客の声等)の検証を経て、2020年2月までに約40店舗での実験拡大を検討しているという。ちなみに、レジ袋を希望の場合は、バイオマス10%含有のレジ袋を1枚3円で提供しているとのこと。
個人的な意見を言わせてもらえるならば、近所のコンビニレジ袋が有料になるのはハッキリ言って嫌だ。「使わなければ値引き」というパターンなら、「いらない」際に意思表示すればいいが、有料化となると「いる」という能動的な意志表示が必要だからだ。
そして、その意思表示は「私は環境破壊に加担している」と言っているのと同義。内容としては、値引きも有料化も大きくは違わないのかもしれないが、レジ袋が欲しいとは言い出し辛くなる。
とは言え、日本経済新聞によると、政府は、2019年6月に開催されたG20で、レジ袋を使用する事業者について2020年4月1日にも有料化を義務付ける方針を明らかにしている。
「東京五輪・パラリンピックに間に合う20年4月に(レジ袋有料化を)できるようにしたい」とのことで、この波はコンビニ業界にも波及していきそうだ。
レジ袋便利なんだけどな……しかし、私のように感じることが、政府の言う「使い捨てプラスチックに対する意識の変化」の第一歩なのだろう。レジ袋に代わる環境に優しい袋が開発されないだろうか。
参照元:ミニストップ(PDF)、日本経済新聞
執筆:中澤星児
Photo:RocketNews24.