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【追記あり】映画「ジョーカー」の日米同時公開が決定 / アベンジャーズとはまた違うアメコミの神髄を体感せよ

2019年5月10日

アベンジャーズ / エンドゲーム」が世界的な大ヒットを記録中だ。壮大なストーリーとダイナミックなアクション、そしてキャラが立ったヒーローたちには “アメコミの醍醐味” が凝縮されている。マーベル発のMCU作品がアメコミの代表格であることは間違いない。

だがしかし、2008年に「アイアンマン」が公開されるまで、アメコミ映画といえばDCコミックの独壇場であった。中でも2008年公開の「ダークナイト」はいまだ傑作の呼び声も高い。そのダークナイトの遺伝子を受け継ぐ作品が、2019年10月4日の日米同時公開が決定した映画『ジョーカー』だ。

・伝説のジョーカー

アメコミに登場する数々のヴィラン(敵役)の中でも、圧倒的な知名度を誇るのが「ジョーカー」である。ご存じの通り元々はバットマンの敵役として登場し、映画ではジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトらがジョーカーを演じてきた。


中でも「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じたジョーカーは、伝説として映画史に刻まれている。ヒース・レジャーの遺作になったこともあるが、ジョーカーの狂気を完全再現した “ヒース・レジャー・ジョーカー” を超えるジョーカーは2度と現れないだろう。

とはいえ、映画『ジョーカー』の予告編を見る限り、本作でジョーカーを演じるホアキン・フェニックスのジョーカーもかなりの完成度である。1人の男がアメコミ史上最狂の悪に変貌していく様子をホアキン・フェニックスはどう演じるのか? ハッキリ言って大注目だ。


・暗さがマッチする作品

アベンジャーズなどのMCU作品とは違い、過去のDC作品は基本的に暗い(ワンダーウーマンなどは別)。なぜならヒーローやヴィランたちの能力よりも、内面や精神性に切り込む描写をメインにするからだ。「ダークナイト」は、まさにそれがハマった例である。

マーベルが明るくポップなアメコミ映画像を確立し、現在では「マーベル >>>> DC」くらいの差がついてしまっているが、ジョーカー自体はDCが得意とする、シリアスかつリアルな描写が最もハマるキャラクターであろう。

MCUだけでは再現し切れないアメコミのまた違った魅力を、ジョーカーが表現してくれることを願う。映画『ジョーカー』は2019年10月4日、日米同時公開だ。


※追記 2019年5月10日 10時38分
当初「ファンタスティック・フォー」をDC作品として記述しておりましたが、正しくはマーベル作品でした。訂正してお詫びいたします。

参照元:YouTube
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics.

▼予告編はこちら。これはなかなか期待できそう。

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