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カルディで発見! 超デカい缶に入った格安コーヒー『アーミーグリーン』と定番の「キーコーヒー」を飲み比べてみた

2019年5月1日

輸入食品店として広く親しまれているカルディ。正式名称が『カルディコーヒーファーム』というだけあって、数多くのコーヒーが販売されている。

ある日、そんなカルディをのぞいてみたら、巨大な缶に入っているコーヒー(粉)を発見した。しかも、量がたくさん入っている割には1200円程度と格安だ。果たしてコレはウマいのだろうか……。

・京都の工場で加工されている「アーミーグリーン」

購入したコーヒーの商品名は『MJB アーミーグリーン(907g)』である。製造者の「共栄フーズ株式会社」によると、MJBは1881年に米国サンフランシスコで設立された輸入会社。経営者であるMax Joseph Brandensteinの頭文字が名前の由来とのこと。ただし、同商品は京都の工場で加工されているもようだ。

前述の通り、同商品はインパクト抜群の巨大な缶に入っている。カルディでの価格は税込1274円だ。ちなみにスーパーなどでおなじみの『キーコーヒー 缶 スペシャルブレンド(340g)』が700円程度なので、アーミーグリーンの方がグラムあたり3割ほど安い計算となる。


・おなじみの『キーコーヒー 缶 スペシャルブレンド(340g)』と飲み比べ

一般的なコーヒーに比べて格安なのがわかったところで、気になるのは味である。今回は以前の記事でご紹介した、ドン・キホーテで販売されているコーヒーメーカー『絶品珈琲』でキーコーヒーとアーミーグリーンを淹れ、飲み比べてみることにした。


まずは2つの缶をオープン!



キーコーヒーはペロッと簡単に開くが……



アーミーグリーンは缶切りが必要だ



香りを比べてみると……



・アーミーグリーンの方が粒は粗い

キーコーヒーは香りが華やかで芳醇。アーミーグリーンの香りはマイルドで地味めである。ちなみにアーミーグリーンは、味と香りを壊す摩擦熱を避けるため、普通のミルでは挽かず豆をカットしているらしい。粒の細かさを確かめてみたところ……

なるほど、アーミーグリーンの方が粒は粗いようだ。それでは『絶品珈琲』で2種類のコーヒーを淹れて飲んでみよう。いったい味にどんな違いがあるのだろうか?


いただいてみたら……



アーミーグリーン、ウマいじゃないか!!


キーコーヒーはコクがありつつ酸味が強い一方、アーミーグリーンは苦味と香ばしさを感じさせながら酸味がなく後味あっさり。優しい味で飲みやすかった


・あっさりしていてイイ感じ

ミルクで割ったりアイスコーヒーにするならキーコーヒーの方が合っているかもしれないが、淹れたてをブラックで飲むならアーミーグリーンもあっさりしていてイイ感じである。

ネットでアーミーグリーンの感想をチェックしてみたところ「満足の味」「安くて美味い」「30年ぐらいほぼ毎日数杯飲んでいる」といった声があがっていた。筆者も飲みやすくリーズナブルなので、これはアリだと思う。まだたっぷりあるので、しばらくはアーミーグリーンを愛飲してみるつもりだ。

参考リンク:カルディ 「MJB アーミーグリーン 907g」 共栄フーズ株式会社
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

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