イチロー選手の引退発表会見は試合終了後の深夜に始まったにもかかわらず、多くの人がその放送を見守っていた。テレビ局各社の視聴率は軒並みアップしたと報じられている。そんななか、ダンカンさんのブログでの発言が物議をかもした。
ダンカンさんは2019年3月21日に「とんだ茶番のイチロー」と題したブログを投稿。翌22日にその真意を説明すると共に、謝罪の言葉をつづっている。
・ダンカンさん3月21日の「とんだ茶番のイチロー」投稿
「なんだこのシラケ・・ 最後が客寄せパンダって・・ くだらね〜」
誰もがイチローさんに労いや感謝の気持ちを抱いているなかで、かなり否定的な意見。「くだらね~」との言い草に、批判的な意見が相次いだ。これを受けて、ダンカンさんはブログを更新して真意をこう説明している。
・3月22日の「イチロー発言について」投稿
「オレのイチロー客寄せパンダコメントが騒動になっているようなので書かせていただきます。
ま、世の中には賛否は付きものだから・・と思っていましたが、ツイッターに寄せて下さったダイバーさんという方が文の最後に「ただ文面通りの感情なのかもっと思うところあっての表現なのかは気になる」というのを目にして、ああ!なるほど確かに文面だけだとイチロー選手を批判しているように見えるし、ぞんざい過ぎたと書き方には反省しています。
まず、大前提としてイチロー選手の28年の現役生活や数々の記録や偉業には最大級の敬意を払っています。本当にお疲れ様でした」
──と、イチロー選手の功績には敬意を表していることを明かした。その上で、なぜ開幕戦で引退試合を行ったのか? という疑問を呈している。ペナントレースは1試合1試合が非常に大切で、通常はオープン戦や消化試合でやるべきではないかと訴えている。
「言葉が足らなかったことは申し訳ありませんでした。もし、イチローが今回不愉快に思ったなら先々何処で本人に謝罪します」
真意については理解できたが、あの投稿内容では批判の声が出てもムリはないだろう。いずれにしても、イチロー選手の現役最後の姿を日本で見ることができたのは、幸いだったのではないだろうか。