ロケットニュース24

【笑顔の日コラム】誰にでもできる大切な人を笑顔にする方法 / ひいては自分を笑顔にする方法

2019年2月5日

突然だが、あなたの大切な人の笑顔を思い浮かべてほしい。

どうだろうか? 思い浮かべるだけで、心がポカポカ温かくなり、幸せな気持ちになったのではないだろうか? そう、大切な人の笑顔ほど見ていて幸せになるものはない。

では、その世界一美しいものを毎日見るには、どうしたらいいのだろうか? 2月5日が笑顔の日ということで、今日は大切な人を笑顔にする方法について考えていきたい。

・誰にでもできる “大切な人を笑顔にする方法”

相手のことを大事に思っていると伝えること、つまり愛情表現こそ人を笑顔にするシンプルかつ効果的な方法だと私は思っている。では、それを実際に行っている人はどれくらいいるのだろうか? 

つい先日、ロケットニュース24のランチミーティングでのこと。食事を終え、みなで談笑していると、「彼女や奥さんに愛情表現をしているか」ということが話題にのぼった。

話を聞くと、記者の佐藤、サンジュン、そして我らが上司Yoshioの既婚者3名は「奥さんに対して、言葉での愛情表現は長い間していない」という。そこで私が「照れくさいかもしれないですが、言葉で気持ちを伝えたら、奥さん絶対喜んでくれますよ!」と伝えると、3人から以下のような答えが返ってきた。

Yoshio「行動では愛情表現してるつもりなんだけど、なぜか言葉になると、恥ずかしくて言えないんだよねえ」

佐藤「長い間言葉での愛情表現をしていないのに、そんなことを急に言ったら、やましいことがあるから言っていると疑われちゃう! だからちょっとなあ……」

サンジュン「レイちゃん(娘)が生まれる前までは、言ってたんだけどなあ。今はレイちゃんが愛すべき対象として1番だから、言えなくなっちゃたのかも」

・行動+言葉=最強

愛情表現といっても、言葉による愛情表現だけが全てではない。Yoshioが言っていたように、行動による愛情表現もすごく大事。では、行動での愛情表現に加えて、言葉での愛情表現もできたらベストではないだろうか? それこそ最強の愛の二刀流である!

だが、言葉での愛情表現が難しいと感じる人はどうやら多いらしい。愛している気持ちを言葉にしたときに、「なにクサイこと言ってるの?」と相手にからかわれるのが恥ずかしい。言葉での愛情表現が自分への疑いにつながってしまう。愛の言葉は、自分のなかの一番の相手にこそ送りたい。

多種多様な理由により、多くの人が想いを伝える言葉を口にできないでいる。

・本当に大事なものとは?

言葉で気持ちを伝えることに抵抗がある人たちに「つべこべ言わず、まずは愛情表現してみろ!」なんて無理強いはできない。この文脈では、完全に無理強いしているようにしか見えないかもしれないが……。

だが、もしあなたが「言葉での表現か……したいけど難しいなあ」と感じているのなら、自分自身にこう問いただしてほしい。


どんな形であれ相手が笑ってくれるのなら、自分が恥をかくことなんて何でもないことではないだろうか?


言葉で愛情表現したら、本当に相手は自分のことを疑うだろうか? 久しぶりに聞けた愛の言葉に、思わず頬がゆるんでしまうのではないだろうか?


相手が自分のなかのNo.1でなくても、その人のことを大事に思っているのなら、言葉でその気持ちを伝えてみてもいいのではないだろうか?

・その気持ちはきっと相手に伝わる

言葉で表現することで、その人との関係が明らかに悪化するのなら、言わない方がいいだろう。ただ私の経験上、「言葉で伝えることは大事だと知っているけど、何かできない……言葉が出ない……」という人が多い。

なぜできないのか? その理由は、大切な人の笑顔より重んじるられるべきものなのか? 自分にそう問いただすことで、本当に大事なものが見えてくるかもしれない。

「私にとってあなたは大切な人です」「好きだよ」という直接的な表現が難しいなら、「今日のきみの髪型、好きだなあ」「その服、似合ってるね!」という表現から始めてみるのもいいだろう。大事なのは、“あなたのことを大切に思っています” と伝えようとする気持ち

たとえありきたりな表現だとしても、たとえ言葉に詰まったとしても、その “伝えようとする気持ち” はきっと相手に伝わるはず。きっと大切の人の笑顔を咲かしてくれるはず。そしてその笑顔の隣には、誰よりも嬉しそうなあなたの笑顔がキラキラ輝いているはずだ。

Report:愛評論家・田代大一朗
Photos:RocketNews24.

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