ロケットニュース24

1カ月間ほぼ毎日居酒屋で鍋を食って感じたこと / チェーン店の1人鍋ぜんぶ食う:第11回

2018年12月28日

種類ありすぎ。いくらなんでも多すぎだろ。居酒屋チェーンが売り出している鍋が。──ってことに気づいたのは、私が鍋を食べまくる生活を始めてから割とすぐのこと。

しかしながら、逆に考えればこれは至福。それだけ色々な鍋を味わえるのだから。と思いながら、私は魚民・和民・ミライザカ・鳥メロ・海鮮居酒屋 はなの舞……などの有名チェーン店に行って鍋を食いまくった。そのなかで、個人的に気づいたことを以下にまとめてみたので、鍋が好きな人は参考にしてみてくれ。

1:今のところ居酒屋で最強は「海鮮居酒屋 はなの舞」

居酒屋の中で、現時点で私が最もリピしているのが「海鮮居酒屋 はなの舞」。海鮮ちゃんこ鍋・鴨鍋・鶏ちゃんこ鍋・明太牛モツ鍋を何度か食べているが、どれも「この値段でこの味なら牛丼チェーンの鍋よりコスパ良いかも?」という印象だ。

なお私が訪れた店舗では、鶏ちゃんこ鍋だけ1人前690円で残りの3つは1人前790円(※どちらも税抜)。また、お通しをキャンセルすることも可能だった。したがって、私の中の『1人でも食える鍋:チェーン居酒屋部門』では、安く済んでウマいという理由で「はなの舞」が暫定1位なのだが……異論は認める。なぜなら……


2:店舗によって味つけや具材が異なることがありまくり

居酒屋の場合、同じチェーンでも店舗が違えば味が大きく変わることがよくある。それを言うならば、やよい軒藍屋などのファミレスだって作る人によって味が微妙に変わってくるのだろうが、居酒屋の場合は明らかに差が大きい。

なんなら、同じチェーンの同じメニューなのに使われている具材自体が異なることもある。だからこそ奥が深いとも言えるし、こういう企画的には結論を出しにくいとも言える。


3:ひとつの鍋がウマいと大体残りもウマい

絶対ではない。あくまでも私の経験した範囲内のことなのだが、たとえばある居酒屋で5種類の鍋を展開しているとして、1つの鍋がウマかったら残りの4つもウマい。少なくとも、私の場合 ”大外し” はなかった。今のところ。

そして逆もまた然(しか)り。 つまり、1つを食べて “大外し” のボールが来た場合は……その店でなかなかストライクは来ないような気がする。


4:「1人でもオーダー可の鍋」が急増している

私は10年以上前から居酒屋で鍋を1人で食う生活をしているが、ここ最近で「1人用の鍋」を展開している居酒屋は明らかに急増している。それだけ “おひとりさま需要” が増えているということだろう。なので……


5:居酒屋に1人で行って1人で鍋を食っても余裕

中には、「居酒屋に1人で行って鍋を食うのは抵抗がある」と思っている人もいるかもしれないが、そんな恥ずかしさを感じる必要なんて全くない。なにせ、お店側が「おひとりさまから注文可」で売り出しているのだから。しかも、増えているんだから。気にしたら負け……というか、気にする必要は一切ない。


──以上。

現時点で、「チェーン店居酒屋の鍋」に関して私が感じたのは大体こんなところ。

・まだ道半ば

先述の通り、居酒屋の鍋の場合は店舗ごとの差が大きいので何とも言えない部分もあるのだが、「これは!」と思うお店やメニューを発見したら今後も取り上げるつもりだ。

そういうお店をなるべく見つけられるよう、鍋食べまくりライフをしばらく続けていきたい。そんなわけで、今から鍋を食べに行くので失礼する。では!

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

★こちらもどうぞ → 「チェーン店の1人鍋ぜんぶ食う

▼個人的に暫定1位の「海鮮居酒屋 はなの舞」。これは海鮮ちゃんこ鍋で……

▼鶏ちゃんこ鍋

▼明太牛モツ鍋はインスタ映えを意識した商品らしいぞ

▼4つの中で、個人的に1番お気に入りの鴨鍋

▼店舗のよって異なるかもしれないが、私が訪れた店舗ではプラス290円(税抜)で締めの雑炊やうどん、ちゃんぽんが出来た

▼期間限定のメニューもあるので、タイミングによっては色々な鍋に巡り会えるかも。ちなみに公式サイトによると、来年の1月10日からまた新しい鍋が始まるっぽい

▼こういうgifを見ると、また行きたくなるんだよな

▼定食屋チェーンも含めると、私が今までも最もリピしたのはやよい軒の『しょうが鍋定食』

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