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【悲報】『はじめの一歩』の幕之内一歩さん、とんでもない姿になってしまう / 連載30周年の末に辿り着いた境地

2018年12月26日

悲報である。様々な出来事があった2018年であるが、これ以上ないほどに悲報である。本日2018年12月26日に発売された「週刊少年マガジン」最新号を、皆さんはもうご覧になっただろうか? とんでもないことになっているぞ……。

以下はネタバレを含む内容となっているため、覚悟ができた人だけ読んでいただきたい。あらかじめ言っておくが、『はじめの一歩』は連載30周年である。

・マガジン最新号にて

一歩が大変なことになっている──。数日前からネットではそのような声がよく聞かれた。一体何があったというのか? 毎週『はじめの一歩』を楽しみに読んでいる私(あひるねこ)は、マガジンを求めてコンビニへと走った。

・メインは『はじめの一歩』

表紙には連載中の漫画の主人公たちが並んでいる。その中心にいるのが幕之内一歩だ。『はじめの一歩』は連載30周年ということでメモリアル巻頭カラーが組まれており、さらに過去の激戦をまとめた「一歩年表」がカラーで掲載されている。実にスペシャルである。

・予想の斜め上を行く光景

間柴了、千堂武士、ヴォルグ・ザンギエフ、沢村竜平……。強者たちとの名勝負に思いを馳せながら、私は第1247話のページをめくった。冒頭、鷹村が指で瓦3枚を割って騒いでいる中、鴨川ジムに一歩らしき人物が入って来る。


「鴨川会長は いらっしゃいますか?」


まだ足元しか描かれていない。次のページをめくると、なんと一歩が……


スキンヘッドになっていた。


間柴了、千堂武士、ヴォルグ・ザンギエフ、沢村竜平……。幕之内一歩は強者たちと幾度となく名勝負を繰り広げてきた。『はじめの一歩』は連載30周年に突入中である。30年という長きに渡る激闘の末に辿り着いた境地。それは一休さんだった。一歩を見た鷹村は、いつになく真剣な表情でこう言う。


「何かトンチのきいたコトを言ってみろ」


私は泣いた。小坊主にしか見えない幕之内一歩の姿に泣いた。宮田よ、見ているか? このめっちゃ描きやすそうなフォルムを。雑コラのようになってしまった元日本フェザー級チャンピオンの雄姿を。そして、改めて見ると一歩の眉毛太すぎだろ。

・なぜ一休さんなのか?

もちろんこれには理由がある。引退してセコンドの道に進んだものの、弟子に取った不良少年に教えた技術を悪用され、一歩は思わず彼を殴ってしまったのだ。その責任を取るべく、鴨川会長の元に自分を破門してくれるようお願いしに行った。今回の『はじめの一休さん』事件は、こうして起きたのである。

・カオス

その後、一歩が殴った不良少年・泰平が反省の意味を込め坊主になって登場。鴨川ジムへの入門を希望するも、実は青木の弟であることが発覚する……というハイパーな展開で今週は終了した。そう、カオスである。

教える方も教えてもらう方もハゲやないか。という思いが頭を一瞬よぎったが、一歩はこのまま現役復帰せずに育成の道を進むのだろうか? 気になるところだ。『はじめの一休さん』、いや『はじめの一歩』の今後にこれからも注目していきたい。

参考リンク:週刊少年マガジン
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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