「ペヤング ソースやきそば」と言いながら、焼いていない。その理論を応用して、新しい調理法を考えついた。それは、『焼かずに作るそば飯』である。そば飯とは通常、加熱した鉄板の上でそばとご飯を混ぜて作るものだ。
焼くの面倒くせえ! ということで、炊飯器に米と一緒にペヤングを入れたら、そば飯になるんじゃないのか? という仮説を立証するために、炊飯器に米と一緒にペヤングをブチ込んでみた!
・材料
まずは材料を説明しよう。ペヤングソースやきそば1個・米適量(約1合)・水適量、以上である。
米と1合分の米が炊ける量の水を炊飯器に入れて、その上からペヤングの麺をドン! と乗せる。
その上からかやくを入れて……
最後にソースをかける。
・材料のポイント
準備をする段階で気を遣ったのは、水の量だ。水が多すぎるとソースの味が薄くなる可能性がある。しかし、その気遣いがちょっと仇になったと正直に告白しておこう。その理由は後半でお伝えしたい。
さて、準備が整ったところで炊飯のボタンを押す。あとは待つだけだ。
・炊く
早炊きで待つこと30分。少々蒸らしの時間を置いて、出来上がりを確認すると……!
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麺が思った以上にそのままだ……。
米に対しての水分量は良かったようだけど、麺に対しては圧倒的に水不足だったらしい。しゃもじでほぐしてみると、麺はかなり硬め。
・ソースでおこげ
お茶碗に盛ってふりかけをかけて、ペヤングそば飯の完成~! 釜の底に沈殿したであろうソースで、おこげが出来てる。これはこれでウマそうだ。
・追いソースで味をブースト
食べてみると、やはり麺の硬さが気になるものの、味はしっかりとしている。米がソースを吸って、いい感じのペヤング風味に仕上がってはいる。しかし、味の薄さは否めない。そこで!
この夏発売になったボトル入りのペヤングソースで味を強化! 追いソースだッ!!
これこそ、真のペヤングそば飯! あまりソースをかけ過ぎると、辛くなって食べられなくなる恐れがあるので、ほどほどに。
・注意点
米を炊く分量の水では麺が戻らないので、あらかじめ水で麺を戻しておくといいかもしれない。また、ご飯を炊く段階で、麺を米の上にまんべんなく広げるのがポイントだ。ソースは水で薄まる可能性があるので、炊く時にボトルソースを適量追加しておくのもいいだろう。
いろいろ加減を試して、自分好みのペヤングそば飯を作り上げろッ!!
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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