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【ロシアW杯】日本代表が決勝トーナメントへ進むことができる条件まとめ

2018年6月25日

ロシアW杯は各グループ2試合を終え、各国の明暗が分かれている。すでに予選突破&敗退が決まった国も出ており、大会前の予想を大きく覆す番狂わせも起きている状況だ。

日本はコロンビアに勝利し勝ち点3、セネガルに引き分けて勝ち点1を獲得。まさに番狂わせを起こしている状況だが、決勝トーナメントに進出(グループ2位以上)するためには何が条件なのか。改めてチェックしておこう。

・勝ちと引き分けで突破確定

おさらいしておくと、日本と同組に入ったのはコロンビア、セネガル、ポーランド。日本はセネガルと並んで勝ち点4で、それに勝ち点3のコロンビアが続く。勝ち点0のポーランドは日本戦を前に予選敗退が決まった。残り1試合、まず日本代表が自力で決勝トーナメントに進出できる条件から見ていこう。


・日本がポーランドに勝利 → 勝ち点7で2位以上が確定
・日本がポーランドに引き分け → 勝ち点5で2位以上が確定


日本 vs ポーランドと同時刻に行われるセネガル vs コロンビアの結果がどうなろうと、勝ちか引き分けで日本の2位以上が確定する。アトランタ五輪のグループリーグを2勝1敗で敗退したことを思い出せば、日本はセネガル戦で大きな勝ち点1を上乗せしたことが分かる。

・セネガルが勝っても2位通過

となれば、日本がポーランドに負けた場合のみ予選敗退の可能性が浮上してくる訳だが、ここでもセネガル戦の勝ち点1が大きな意味を持ってくる。なぜなら、セネガルがコロンビアに勝っても2位通過となるのだ。


・セネガルがコロンビアに勝利 → セネガル勝ち点7、日本勝ち点4、コロンビア勝ち点3


・得失点差が影響してくる

ただ、問題はその先だ。日本がポーランドに敗れた上でセネガルとコロンビアが引き分けた場合、得失点差の影響で予選敗退が決まってしまう。


・セネガルとコロンビアが引き分け → セネガル勝ち点5、日本とコロンビアが勝ち点4で並ぶ


日本はコロンビアとの直接対決を制しているものの、得失点差ではポーランドに3−0で大勝したコロンビアが優位。セネガルが1位通過、コロンビアが2位通過となる。さらに複雑になるのは、日本がポーランドに敗れ、コロンビアがセネガルに勝った場合だ。


・コロンビアがセネガルに勝利 → コロンビアが勝ち点6で1位通過、日本とセネガルが勝ち点4で並ぶ


現時点で日本とセネガルの総得失点差は同じなので、お互いが何点差で負けるかによって決勝トーナメント進出が決まる。もしそれも同じであれば総得点での争い、さらに同じであればフェアプレーポイントが対象。それでも並べば抽選となる。

すでに予選敗退が決まり、気持ちが切れていることが予想されるポーランド相手とはいえ、W杯は国を背負った戦いで何が起きるか分からない。大一番は6月28日の23時(日本時間)キックオフ。頑張れ、ニッポン!

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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