ロケットニュース24

約24年前の中古ゲームショップ「カメレオンクラブ」のチラシをGET! あのソフトが驚きの買取価格だった!!

2018年5月7日

中古ゲームショップ「カメレオンクラブ」をご存じだろうか。現在ではゲームのほかにもフィギュアやエアガンといった商品の買取も行っている買取専門店だ。買取や中古販売でお世話になった方も多いことだろう。

そんなカメレオンクラブが1994年に発行したチラシをひょんなことからGETできた。約24年前のスーパーファミコン全盛期のラインナップに懐かしさを覚えて眺めていたところ、とあるソフトの買取額が驚きの金額だったので紹介したい!

・懐かしのラインナップ

1994年(平成6年)9月号と記されたチラシを見ると、スーパーファミコンやメガドライブ、SUPER CD-ROM2といったゲーム機のソフトが発売予定商品として紹介されている。

今では入手困難なレアソフトなども載っており、「タイムマシンがあったらこの時代に戻ってこれを買い占めるのに」なんて妄想も捗るラインナップだ。メガドライブの幽☆遊☆白書など、昨今のレトロゲームブームでプレミア価格になってしまったものがチラシに掲載されている価格で買えるなら、在庫があるだけ買っておきたいものである。

・買取価格

裏面にはソフトの買取価格が掲載されている。特選コーナーはスーパーファミコンで5000円を超える買取が続出している。パチスロソフトが6000円超えとかなかなかアツい。今では考えられない価格だ。

ここでふと、あるソフトのことを思い出した。そのソフトの買取価格はどうなっているのだろうか。一時期はワゴンセール常連で投げ売りソフトの代表格だったソフト。そのソフトの名は……。そう、『ジーコサッカー』

・ジーコサッカーとは

ジーコサッカーは1994年3月に発売されたスーパーファミコンのソフトだ。当時、Jリーグで活躍していたジーコ選手が監修したとされるソフトである。ジーコサッカーをプレイしたことがある人は、ジーコ選手がサッカー日本代表の監督になれるとは想像だにしなかっただろう。

そのゲームの内容からか、すぐに激安ワゴンセールに行ってしまったソフトとして有名なのだが、それ以上にジーコサッカーが有名な点がある。それは当時流通していた『SM調教師瞳』というソフトにカセットが使われていたということだ。

『SM調教師瞳』は任天堂非公認のHなゲームだ。純正スーパーファミコンソフトの基板部分を改造し、うっすらと下のソフトが見えるような雑なラベルが貼られていた。ジーコサッカーがあまりにも安く売られていたため、改造用の基板としてチョイスされてしまったのだろう。たまにジーコサッカー以外の瞳があるが数は少ない。ジーコサッカーといえばSM調教師瞳なのである。

・ジーコサッカーの買取価格は

そもそもジーコサッカーは買い取り対象なのだろうか。さ行をチェックしていくと……。

あった! 気になる買取価格は……?

なんと衝撃の1400円! 箱説がないとこの価格にはならないと記載があるが、それにしても高額買取だ。だってジーコサッカーって100円ぐらいのイメージだったから。過去に戻れたらジーコサッカーで大儲けできるレベルだ。

ワゴンセールになる前のジーコサッカー。まだSM調教師瞳用基板になっていないジーコサッカー。発売してすぐにワゴンセールに行ったと勝手に思っていたが、発売から半年経っても1000円以上の買取だったジーコサッカー。ジーコサッカーにも歴史あり。この後どんなタイミングで暴落したかも知りたくなってくる。当時のチラシなどがある方はチェックしてみてはいかがだろうか。

Report:麟閣
Photo:RocketNews24.

▼カメレオンクラブのチラシ

▼1994年(平成6年)9月号

▼ドラゴンボールZ超武闘伝3が発売予定ソフト

▼スーパーファミコン、メガドライブ、ゲームボーイ、スーパーCDロムロムも

▼麻雀やシミュレーションが高い

▼ファミコンも現役

▼メガドライブがアツい

▼3DOやピコなんてのも

▼当時のハード

▼買取価格表

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